記事ポイント
- 「木づかい運動」と「里山資本主義」の第一人者が森林問題を語る公開シンポジウム
- 森と街をつなぐ女性5人によるパネルディスカッション
- 林野庁・神奈川県庁・伊勢原市が後援する市民参加型の催し
特定非営利活動法人 宮大工木造技術継承協会が、シンポジウム「森と街を技でつなぐ~未来地方創生~」を神奈川県伊勢原市にて開催しました。
「木づかい運動」の川井秀一さんと「里山資本主義」の藻谷浩介さんによる鼎談や、森と街をつなぐ女性5人のパネル討論が行われた注目の催しです。
「森と街を技でつなぐ~未来地方創生~」

- 講演開始:11:00
- ランチミーティング:13:00
- 成果発表:14:30(15:00終了)
- 開催地:神奈川県伊勢原市
- 主催:特定非営利活動法人 宮大工木造技術継承協会 / 一般社団法人 森林CO2クレジット協会
- 後援:林野庁・神奈川県庁・伊勢原市
神奈川県伊勢原市の水源の森を起点に、森の手入れと街の暮らしをどう結び直すかを話し合う場として開かれました。
間伐の遅れや担い手不足など森林をめぐる課題に対し、木を使う場を街に増やして森へ経済を戻す流れで向き合う内容です。
基調講演・鼎談
京都大学名誉教授の川井秀一さんは「木づかい運動」の提唱者として、間伐材の利用が森林再生と地域経済の両方を支える道筋を示しました。
藻谷浩介さんは里山資源を地域循環へ結び直す視点から、森林利用が暮らしを豊かにする考え方を語りました。
モデレーターの市川千里さんは、宮大工の現場経験をもとに、間伐材が技を通して街で使われ水源の森へ経済が戻る姿を伝えました。
パネルディスカッション「森と街をつなぐ5人の女性の手」
後半では、森とこころ・道・寺院建築・子育て・食の分野で活動する女性5人が登壇しました。

森の手入れ、地域の道、子どもの学び、心の休養、地元の食が横につながる構成で、森と街を結ぶ手段の多様さが伝わる内容でした。
会の中盤には「木を食べる」を切り口にした試食会も組まれ、神奈川の地域食材を通じて森の恵みを身近に感じられます。
森の話を林業だけで終わらせず、暮らしの近くへ引き寄せて考えられるシンポジウムです。
神奈川の水源の森を入口に、地域の文化と防災と食が一本の線でつながって見えてきます。
子どもに残したい地域の姿を考えるうえでも、森と街の関係を見直す手がかりになる会です。
「森と街を技でつなぐ~未来地方創生~」の紹介でした。
よくある質問
Q. どんな内容のシンポジウムですか?
A. 「木づかい運動」の川井秀一さんと「里山資本主義」の藻谷浩介さんの鼎談を軸に、森林保全と地域循環をテーマにした公開対話です。パネル討論や試食会もあります。
Q. 誰が主催していますか?
A. 特定非営利活動法人 宮大工木造技術継承協会と一般社団法人 森林CO2クレジット協会の主催です。林野庁・神奈川県庁・伊勢原市などが後援しています。
Q. どんな登壇者がいますか?
A. 京都大学名誉教授の川井秀一さん、日本総合研究所の藻谷浩介さんのほか、森・道・寺院建築・子育て・食の分野で活動する女性5人がパネル討論に参加しました。