東京工芸大学 色の国際科学芸術研究センターは、センター設置10周年を記念し、書籍『ずかん「色」』を2026年1月13日(火)に技術評論社より発行しました。
国内の大学で唯一の「色の国際科学芸術研究拠点」である同センターが監修を務め、色にまつわる身近な疑問から専門的なテーマまでを、科学と芸術の両面から紐解く一冊です。
小学校中学年から大人まで、幅広い世代が楽しみながら「色」の奥深さを学べる図鑑の内容を紹介します。
東京工芸大学 色の国際科学芸術研究センター監修『ずかん「色」』

発行日:2026年1月13日
価格:2,970円(税込)
判型:B5判 / 128ページ
監修:東京工芸大学 色の国際科学芸術研究センター
発行所:技術評論社
販売場所:全国の書店及びオンライン書店
本書は、「しゃぼん玉が虹色に見える仕組み」や「動物に見えている世界」、「カラー印刷の原理」など、日常に溢れる「色」に関する疑問を、わかりやすい図解イラストとともに解説しています。
視覚のメカニズムから、ディスプレイ技術、さらには日本の伝統的な美意識に至るまで、多角的な視点で「色」の世界を探求できる構成となっています。
キャリアや研究に活かしたい社会人はもちろん、好奇心旺盛な子供たちにとっても最適な学習書です。
書籍の内容と構成

本書は大きく2つの章で構成されています。
第1章「『色』はどうやって感じるのか?」では、電磁波と可視光線の関係、構造色の仕組み、人や動物の色覚の違いなど、生物学的・物理学的なアプローチで色が解説されています。
第2章「『色』はどう再現されてきたのか?」では、絵の具やカラー印刷、ディスプレイなどの色彩再現技術に加え、能の衣装や和の色名など、文化的な側面からも色が掘り下げられています。

豊富なビジュアル資料により、直感的に理解を深めることができる点が大きな特徴です。
色の国際科学芸術研究センターについて

2016年に設立された「色の国際科学芸術研究センター」は、東京工芸大学のルーツである写真、印刷、光学といった分野に根差し、工学部と芸術学部の枠を超えて「色」を研究する拠点です。
設置10周年を迎える2026年は、本書の出版に加え、2月21日(土)に「第7回シンポジウム2026」が開催されます。
シンポジウムでは『ずかん「色」』の出版に関わる基調講演も行われる予定となっており、研究成果の発信を通じて「色」の可能性を社会に広めています。
科学的な不思議から芸術的な美しさまで、「色」の持つ無限の魅力を凝縮した一冊。
手元に置いて、色彩の世界を新たな視点で見つめ直してみてはいかがでしょうか。
東京工芸大学監修『ずかん「色」』の紹介でした。