マンション適正管理サポートセンター(MTS)は、管理組合が主体的に判断するための緊急セミナー「2026年 MTSマンション管理適正化セミナー」を、2026年2月14日(土)にグラングリーン大阪で開催します。
2026年4月施行の区分所有法改正を前に、新たな工事業者選定手法「プロポーザル+総合評価落札方式」などについて解説が行われます。
マンション適正管理サポートセンター「2026年 MTSマンション管理適正化セミナー」
開催日時:2026年2月14日(土)13:30~16:20(受付開始 13:00)
開催場所:JAM BASE CONFERENCE 5-2(グラングリーン大阪 北館)
参加費:無料
定員:会場100名(先着順)
2025年は、マンション大規模修繕工事を巡る談合による公正取引委員会の立ち入り調査や、管理組合役員のなりすまし事件の発覚など、マンション管理業界における課題が浮き彫りになった一年でした。
管理組合の「知らない」「任せきり」といった姿勢が、不正を許す温床となっている現状があります。
また、管理の担い手不足を背景とした「外部管理者方式(管理業者管理者方式)」の導入や、2026年4月の「区分所有法」改正に伴う標準管理規約の見直しなど、管理組合が直面する課題は山積みとなっています。
MTSでは、こうした現状を打破し、管理組合が主体的に資産価値を守るための知識と実践手法を提供すべく、本セミナーを企画しました。
「プロポーザル+総合評価落札方式」について
「プロポーザル+総合評価落札方式」は、マンション大規模修繕工事において工事価格だけでなく、工事業者からの技術提案や企画など価格以外の面も評価の対象とし、費用対効果(コストパフォーマンス)の優秀さを競う方式です。
国や地方などの公共工事で採用されている「総合評価落札方式」をマンション大規模修繕工事でも利用できるようMTSが考案した、施工業者選定及び工事品質管理の支援手法となります。
国土交通省の「改修によるマンションの再生手法に関するマニュアル」に「プロポーザル方式(総合評価型)」として新たに記述されています。
この方式には、以下のメリットが挙げられます。
・管理組合の要望に沿った工事が実施できる
・工事会社の提案力・企画力を比較できる
・公募工事業者それぞれで提案内容が異なるため、談合させず適正価格の発注ができる
・管理組合主導で進めるため、不動産管理者の自覚が生まれる
セミナーの3つのポイント
1. 国の政策と法改正の最前線を解説
国土交通省 近畿地方整備局の住宅整備課長や、国の検討会で座長を務める横浜市立大学の齊藤広子教授が登壇します。
4月施行の改正法や標準管理規約の見直しについて、その意図と管理組合が取るべき対応についての解説が行われます。
2. 「プロポーザル+総合評価落札方式」がわかるAI Q&Aサイトを紹介
価格だけの競争ではなく、技術力や提案力を正しく評価する「プロポーザル+総合評価落札方式」は、新しい方式のため、管理組合への周知が求められています。
MTSでは、この方式に関する管理組合の疑問や不明点に答える「AI Q&Aサイト」を開設しました。
セミナーでは、AIを活用してこの落札方式への理解を深め、管理組合がスムーズに実践するための活用法が紹介されます。
3. リアル会場+YouTubeライブ配信のハイブリッド開催
会場はJR大阪駅直結の「グラングリーン大阪 北館 JAM BASE」ですが、遠方の方でも参加できるよう、YouTubeでのライブ配信も実施されます。
登壇者・プログラム詳細
【第一講座】齊藤 広子 氏(横浜市立大学 教授)
『公正な管理の土台は「情報の見える化」から。管理計画認定の重要性』
修繕履歴の適切な蓄積と健全な運営体制を社会に示す「管理計画認定」の取得について、「いえかるて」などの事例を通し未来の資産価値に繋がる管理の考え方を提言。
「外部管理者方式の実態」も踏まえた管理についても解説されます。
【第二講座】小板橋 紀哉 氏(国土交通省 近畿地方整備局 建政部 住宅整備課長)
『標準管理規約の見直しと法改正。管理組合の主体性を後押しする国の最新政策』
注目される「標準管理規約」の改正や「外部管理者方式」への対応、さらに区分所有法改正による決議の円滑化など、管理組合の自律的な運営を促す国の最新施策について、その意図と活用法を解説。
【第三講座】戎 正晴(弁護士・MTS副理事長)
『老朽化マンション再生の新手法と、透明性を確保した事業の進め方』
法改正で選択肢が広がった「一括売却」や「一棟リノベーション」について解説。
国のマニュアル策定にも関わる戎弁護士が、区分所有者の権利を守りながら、透明性と公平性を確保して事業を進めるための法務・実務上の留意点を語ります。
【第四講座】川口 宜人(マンション管理士・MTS理事)
『【透明な業者選定の新常識】プロポーザル+総合評価落札方式の最新事例』
価格以外の技術力や提案力を正しく評価する「プロポーザル+総合評価落札方式」の具体的な進め方と成功事例を紹介し、賢い業者選定のノウハウを解説します。
不正を許さない透明な業者選定や、法改正に対応した管理運営を学ぶ重要な機会となります。
セミナー詳細ページより申し込みが可能です。
一般社団法人マンション適正管理サポートセンター(MTS)「2026年 MTSマンション管理適正化セミナー」の紹介でした。