振動・騒音・地震対策の総合エンジニアリング企業であるヤクモ株式会社が、高層建築物の風揺れ対策として新製品「Dual AMD」を開発しました。
2026年2月5日(木)・6日(金)にパシフィコ横浜で開催される「第17回振動技術展」にて、本製品が初公開されます。
ヤクモ 高層建築物用アクティブマスダンパー「Dual AMD」

出展イベント:第17回「振動技術展」
開催期間:2026年2月5日(木)~6日(金) 10:00~17:00
会場:パシフィコ横浜 Dホール(神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)
ブース内容:新製品展示、水平振動体感装置、ミニチュアAMDモデルなど
近年増加する超高層建築物や狭小地の細長い中高層ビル。
こうした建物は構造上、風による揺れの影響を受けやすく、居住性能の悪化や入居者の不安感、酔いのような症状を引き起こすことが課題となっています。
ヤクモはこれらの問題に対し、調査・測定から対策まで一貫したソリューションを提供。
今回発表される「Dual AMD」は、従来の制振システムをさらに進化させた、省スペース・低コストを実現する画期的な装置です。
新製品「Dual AMD」の特長
「Dual AMD(Active Mass Damper)」最大の特徴は、1台でXY2方向(水平2方向)の振動制御が可能である点。
従来のように複数の装置を組み合わせる必要がなく、設置スペースの削減とコストダウンに貢献します。
50t~100tの大質量錘(おもり)を搭載し、±950mmの大ストロークを実現することで、高い制振効果を発揮。
2分割フレーム構造を採用することで施工性も向上しており、建物の特性に合わせたプログラム制御により最適な揺れ対策を提供します。
水平振動体感装置での風揺れ体験

ブースでは、実際に建物で発生する風揺れを再現する「水平振動体感装置」を設置。
中低層から高層ビルで起こりうる揺れを来場者が身をもって体験できます(対象年齢10歳以上)。
地震とは異なり長時間継続する風揺れが、人体にどのような影響を与えるのか。
建築学会の居住性能評価基準と照らし合わせながら、制振技術の重要性を実感できる展示内容となっています。
第17回振動技術展について

産業界における振動の発生・防振・制振・除震と応用技術に関する最新情報を発信する専門技術展。
ヤクモブースでは新製品や体感装置に加え、ミニチュアAMDモデルの展示や専門スタッフによる技術相談も実施されます。
高層建築の快適性と安全性を支える最新の振動制御技術。
ヤクモ「Dual AMD」および振動技術展出展情報の紹介でした。