株式会社日本能率協会総合研究所が、毎年実施している「健康ニーズ基本調査」の番外編として「健康ニーズ基本調査2025《番外編》」を初めて実施しました。
本編では聴取できなかった睡眠や腸活、デジタル機器による不調、健康表示食品などを中心に調査を設計。
15~79歳の男女2,000名を対象とした調査結果の一部が公開されました。
日本能率協会総合研究所「健康ニーズ基本調査2025《番外編》」

調査名:健康ニーズ基本調査2025《番外編》
調査期間:2025年10月18日(土)~2025年10月22日(水)
調査対象:一都三県に居住する15~79歳の男女 2,000名
現代人の生活において、デジタル機器の利用や睡眠の質、健康食品への意識は重要なテーマです。
今回の調査では、これらの健康に関連する深掘りしたニーズや実態が明らかになりました。
以下、レポートから抜粋された主要な調査結果を紹介します。
デジタル機器利用による不調とデトックスの実態
スマートフォンやパソコンなどのデジタル機器利用によって感じる不調について確認した結果、男性は7割半、女性は8割強が何らかの不調を感じていることが判明しました。
不調の内容としては、男女ともに「目の疲れ・ドライアイ」が最も高い数値を示しています。

男性では「視力の低下」「肩こり・首コリ」が続き、女性では「肩こり・首コリ」「姿勢が悪くなる・猫背」が上位にランクイン。
特に女性は「姿勢が悪くなる・猫背」を感じる割合が4割近くに達しており、男性と比較して高い傾向にあります。

一方で、デジタル機器の使用を意識的に減らす「デジタルデトックス」の実施状況については、全体で2割を下回る結果となりました。
多くの人が不調を感じつつも、対策としてのデジタルデトックスは浸透していない現状が浮き彫りになっています。

年代別で見ると、男性は30代、女性は20代の実施率が3割台と比較的高めです。
対して女性の40代以降では「おこなっていない」割合が8割を超えています。
睡眠の質に対する自己評価と困りごと
自身の睡眠の質に関する評価では、「良い計(とても良い+まあ良い)」が3割半にとどまり、「良くない計(良くない+あまり良くない)」が4割弱と上回りました。
特に50代において評価が低く、男女ともに「良くない計」が過半数または半数近くを占めています。

睡眠に関する具体的な困りごととしては、「眠りが浅い/ぐっすり眠れた感じがしない(熟睡感がない)」「夜中に目が覚める」が男女ともに3割前後で上位となりました。
「夜中に目が覚める」悩みは年代による傾向が顕著で、高年齢層ほど割合が高くなっています。

機能性表示食品・トクホへの信用度
機能性表示食品やトクホ(特定保健用食品)に対する信用度についての調査結果です。
全体として「信用している」と回答したのは約3割強。
年代別では、男性10代や30~40代、女性20~30代といった比較的若い層で信用度が高い傾向が見られます。

一方で、男性60~70代では「信用していない計」が4割を超えており、シニア層における慎重な姿勢がうかがえます。

本調査レポート(有償版)には、今回紹介した項目のほか、機能性表示食品・トクホの購入時重視点やストレス・メンタルケア、暑さ対策など幅広いトピックが掲載されています。
生活者の健康意識や実態を多角的に捉えたデータ。
日本能率協会総合研究所「健康ニーズ基本調査2025《番外編》」の紹介でした。