三井化学株式会社と駒澤大学による産学連携プロジェクトより、ペットボトルキャップをリサイクルして制作された巨大なダルマ「Re Dharma(リダルマ)」が登場。
三井化学が推進するリサイクルブランド「RePLAYER(R)」と、駒澤大学の「駒大生社会連携プロジェクト」が協力し、学内で回収された廃プラスチックを新たな命へと吹き込みました。
駅伝をはじめとする学生たちの活躍を応援する象徴として、2025年12月26日より展示が開始されます。
三井化学×駒澤大学「Re Dharma(リダルマ)」

展示期間:2025年12月26日(金)~2026年1月3日(土)予定
展示場所:駒澤大学キャンパス、駒沢パーククォーターなど
高さ:約1.4m
素材:使用済みペットボトルキャップ(ポリプロピレン等)
循環型社会の実現を目指す三井化学と、社会連携活動に注力する駒澤大学経営学部市場戦略学科(青木茂樹教授)のコラボレーションにより実現した本プロジェクト。
「サステナブル・アクション・プロジェクトの広域展開によるサーキュラー・エコノミーの訴求」をテーマに、学生たちが主体となって学内でペットボトルキャップを収集。
三井化学の素材知見とリサイクル技術を活用し、これらのキャップが「Re Dharma」として生まれ変わりました。
想いを繋ぐ「緋色の応援札」と展示イベント

完成した「Re Dharma」は、駒澤大学キャンパスや駒沢パーククォーターにて期間限定で展示されます。
展示期間中は、来場者が緋色の応援札をダルマに貼り付けることができる参加型イベントも実施予定。
集められたキャップがダルマになり、さらに人々の応援の想いをのせていくプロセスは、人生の輪廻のように大きな輪となり、次世代へと想いを繋いでいきます。
浜松メカニカルリサイクル実証設備での制作プロセス

今回の制作にあたっては、静岡県浜松市にある三井化学の「浜松メカニカルリサイクル(MR)実証設備」が活用されました。
ここは株式会社中部日本プラスチックの工場内に設置されたオープンラボであり、様々な状態の廃プラスチックにおける最適なリサイクル手法を検証する場です。
学生たちも実際に現地を訪れ、リサイクルの現場を見学しています。

収集されたキャップは、浮遊選別機や光学選別機による不純物の除去・選別を経て、押出機により再資源化。
その後、三井化学の研究開発拠点である「VISION HUB(TM) SODEGAURA」等の技術も経て、立派なダルマへと成形されました。
単なるリサイクルにとどまらず、素材メーカーと教育機関、そして学生が一体となって取り組んだサステナブルなアクション。
年末年始の駅伝シーズンに向け、環境への配慮と熱い応援の気持ちが込められた「Re Dharma」に注目が集まります。
三井化学株式会社×駒澤大学「Re Dharma」の紹介でした。