学生の提案から製品化!芝浦工大×花岡車輌「DANDY PORTER KAKU CROSS」

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芝浦工業大学デザイン工学部と花岡車輌株式会社による共同研究開発から生まれた、新しいかご台車「DANDY PORTER KAKU CROSS(ダンディ ポーター カク クロス)」が登場。

2025年12月25日より販売が開始された本製品は、学生の「かご台車がダサいのは当たり前なのか」という問いかけをきっかけに開発され、「運ぶ」機能に「見せる」「使う」という新たな価値を付加した画期的なカートです。

 

芝浦工業大学・花岡車輌株式会社「DANDY PORTER KAKU CROSS」

 

ビジュアルイメージ

 

発売日:2025年12月25日

開発:芝浦工業大学 デザイン工学部(蘆澤 雄亮教授、学生2名)、花岡車輌株式会社

受賞:2025年度グッドデザイン・ニューホープ賞入選

 

芝浦工業大学デザイン工学部の授業「プロジェクト演習」における学生の提案を起点に、約1年半の共同研究開発を経て製品化が実現。

物流機器メーカーである花岡車輌株式会社の技術力と、学生の柔軟な発想が融合し、これまでの常識を覆すスタイリッシュなかご台車が完成しました。

2024年の国際物流総合展での試作モデル展示を経て、量産コストや実用面もクリアした設計となっています。

 

「運ぶ」から「見せる・使う」へ進化した機能美

 

DANDY PORTER KAKU CROSS

 

本製品の最大の特徴は、上部に設けられた「クロス構造」です。

単に荷物を運搬するだけでなく、ホテルや商業施設、イベント会場などの空間に馴染み、什器やインテリアとしても機能するデザイン性が評価され、2025年度グッドデザイン・ニューホープ賞にも入選しました。

 

拡張オプションによる多様な使い方

 

使用イメージ(1)

 

クロス部分にハンガーオプションを取り付けることで、衣類やアイテムを吊り下げるディスプレイラックとして活用が可能。

さらに、有孔ボードオプションを組み合わせることで、商品の展示スペースやインフォメーションボードとしても機能します。

 

空間を彩るインテリアとしての側面

 

使用イメージ(2)

 

荷台部分にソファやテーブルを配置すれば、簡易的な休憩スペースにも変身。

「運ぶ」道具であったかご台車が、空間を彩り、人が集まる場所を作り出す「使う」ツールへと進化を遂げました。

学生の視点から生まれた「カッコいいかご台車」が、物流や商業の現場に新たな可能性をもたらします。

 

芝浦工業大学・花岡車輌株式会社「DANDY PORTER KAKU CROSS」の紹介でした。

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