滋賀県湖南市にある立志神社(りゅうしじんじゃ)にて、令和7年12月27日から令和8年1月12日まで境内ライトアップが実施されます。
色鮮やかな光が本殿、鳥居、御神木を照らし、和傘の柔らかな明かりが幻想的な空間を演出。
また、令和8年1月1日からは干支「うま」のカラフルな御朱印と、九州最古の八女手すき和紙を用いた限定御朱印が授与されます。
立志神社「年末年始ライトアップ・限定御朱印」

ライトアップ期間:令和7年12月27日~令和8年1月12日
御朱印授与期間:令和8年1月1日~1月31日
場所:立志神社(滋賀県湖南市三雲1353)
JR草津線・三雲駅を最寄りとする立志神社。
普段は静かに地域を見守る境内が、年末年始だけの特別な光に包まれる時間を迎えます。
「日常にある特別な空間」をコンセプトに、神社に馴染みのない方や遠方の方にも足を運んでもらいたいという想いから企画された本イベント。
色とりどりの照明が境内を彩り、和傘の灯りが心を静めてくれる夜の参拝を楽しめます。
ローカル線に揺られて訪れる初詣で、いつもと少し違う自分に出会うきっかけとなる空間が広がっています。
夜の境内では、昼間の厳かな佇まいとは一変し、色彩豊かな光の空間が登場。
本殿や御神木を鮮やかに照らし出すライトアップに加え、和傘を用いた柔らかな灯りが参拝者の足元と心を優しく包み込みます。
神社特有の和の雰囲気と暖色系の灯りが織りなす幻想的な空間は、忙しい日常を忘れさせ、静かに自分と向き合う時間を提供してくれます。
初詣限定御朱印(干支・八女手すき和紙)

令和8年の始まりを祝い、1月限定で2種類の特別な御朱印が頒布されます。
一つは、カラフルなスタンプで彩られた御朱印。
干支である「うま」や、富士・鷹・茄子など、お正月ならではの縁起の良いモチーフがあしらわれており、新年の高揚感が感じられるデザインです。
もう一つは、九州で最も古い歴史を持つといわれる「八女手すき和紙」を用いた御朱印。
それぞれの和紙に濃淡があり、色が重なり合うマーブル模様が特徴です。
この模様は人がもつ多面性や価値観の多様性を象徴するような表情を見せ、同じ和紙でも一つとして同じ柄がない「一点物」の御朱印となっています。
初穂料は各500円です。
JR草津線で巡る「おまいりスタンプカード」

現代の参拝の楽しみ方として、公式LINEを活用した「おまいりスタンプカード」も展開。
御朱印の拝受やJR草津線の利用に応じてスタンプが付与されます。
スタンプを集めると、オリジナルハンドタオルや神社ゆかりの特典をプレゼント。
ローカル線に親しみを持ち、電車に揺られる時間も含めて「旅」として楽しむ、新しい参拝のカタチが提案されています。
立志神社(りゅうしじんじゃ)について
正式な社名は「りゅうしじんじゃ」ですが、志を立てて目標に向かうこと=「立志(りっし)」から、「りっしじんじゃ」とも呼ばれ親しまれています。
起源は不詳ですが、欽明天皇の御代(6世紀)に飢餓に苦しんでいる人々を救いたいという一心で全国12ヶ所の神社にて五穀豊穣のお祈りが行われ、その祈願所のひとつが立志神社とされています。
今日においても、神さまの恵みと祖先のご恩に感謝し、祈りをささげる場として存在。
祈るとは「意宣(いの)る」、つまり神さまに決意を宣言することであり、同社は1,400年以上にわたり、志を立て決意を宣言する役割を担っています。
年末年始の静かな夜、光と和傘に包まれた境内で心静かなひとときを。
立志神社「年末年始ライトアップ・限定御朱印」の紹介でした。