パオ・アット・オフィスから、PHP開発環境向けバーコード作成ライブラリのメジャーアップデート版「Barcode.php ver 4.0」が、2025年12月19日にリリースされました。
最新のPHP 8.5にまで対応し、開発現場からの要望が多かった「幅指定描画」機能を搭載するなど、実務での使いやすさが大幅に向上しています。
パオ・アット・オフィス「Barcode.php ver 4.0」

発売日:2025年12月19日
価格:1開発ライセンス 22,000円(税込)
対応環境:PHP 5.6 / 7.x / 8.x(8.5まで動作確認済み)
ライセンス形式:ランタイムライセンス無償(開発環境のみライセンス必要)
Ver 4.0の最大の注目点は、新メソッド「draw_by_width」による柔軟な描画コントロールです。
これまでは最小モジュール幅(バーの太さの最小単位)を指定する方式でしたが、新機能によりバーコード全体の幅を直接指定することが可能に。
帳票設計において「特定の枠内にピッタリ収めたい」という実務上の課題をスマートに解決します。
3種類のバーコード描画方法

用途に合わせて、3つのアプローチから最適な描画方法を選択できます。
「幅ピッタリ優先(FitWidth = true)」は、Web表示や精密なレイアウトが求められるシーンに最適。
「精度優先(FitWidth = false)」は整数ドット単位で描画し、ハンディターミナル等での読み取り率を高めます。
さらに従来通りの「最小ピッチ指定」も継続して利用でき、精度最優先の現場にも柔軟に対応可能です。
また、ベクター形式のSVG出力に標準対応した点も見逃せません。
拡大・縮小しても劣化しないため、レスポンシブなWebデザインや高解像度な印刷物への埋め込みもスムーズに行えます。
試用版として最新のOSやPHP環境で動作するDocker版も刷新されており、導入前の検証がわずか5分で完了する点も開発者にとって大きなメリット。
20年以上の実績を持つ信頼性に加え、最新のPHP環境への適応と実務機能の強化が図られた今作。
JANコードからQRコード、郵便カスタマバーコードまで幅広く網羅し、あらゆるビジネスシーンでの活躍が期待されます。
開発効率と出力品質を両立させる、進化したバーコード作成ライブラリの性能に注目です。
パオ・アット・オフィス「Barcode.php ver 4.0」の紹介でした。