しるしが、わずか約1Wという極めて低い電力で最大40台のデバイス通信を自動制御できる省エネ型IoT通信ハブ「Web3Hub 3.0」を近日発売。
これまでの開発シリーズの設計思想を引き継ぎつつ、「小型・省電力・大量通信」を高い次元で両立するために開発された新モデルがラインナップされます。
しるし「Web3Hub 3.0」

発売時期:近日発売予定
価格:88,000円(税抜)
最大接続台数:40台
消費電力:約1W(40台運用時も一定)
電源:USB Type-C
サイズ:74.00 × 379.00 × 12.20 mm
IoTデバイスの増加に伴い、それらを管理する通信ハブの電力負荷増加が課題となる中、しるし株式会社より運用コストを抑えた通信基盤が登場します。
省電力マイニングマシン「Web3 Maker(R)」の開発で培った電力効率制御技術を応用。
小型筐体で安定性を保ちながら、最も効率よく運用できる台数として40台の制御を実現しました。
1Wでの常時運用を実現する「自律巡回通信方式」
Web3Hub 3.0の最大の特徴は、対象デバイスを一斉に接続するのではなく、一定テンポで巡回しながら通信する「自律巡回通信方式」の採用です。
この方式により、通信時の瞬間的な電力増加を防ぎ、常に約1Wでの安定動作が可能。
発熱が非常に少ないため冷却ファンや大型筐体が不要となり、長寿命・高信頼性を確保しています。
給電はUSB Type-Cケーブル1本で完結し、40台すべてを接続した状態でも消費電力は常時1Wのまま維持されます。
新型データセンター事業との連携

この製品は、しるし株式会社が推進する「新型データセンター事業」においても重要な役割を担います。
コインサイズのマイニングマシン「Web3 Maker(R)」などを高密度で運用する際、少ない電力枠で大量のデバイスを管理できる通信インフラとして機能。
冷却不要の特性を活かし、遊休不動産を活用したデータセンター誘致などのビジネスモデルにおいても、低コストでの運用環境構築に貢献します。
省エネ性能と多台数管理能力を兼ね備え、Web3社会のインフラとしての活用も期待される「Web3Hub 3.0」。
コストを抑えた効率的なデバイス管理を実現するソリューションです。
しるし「Web3Hub 3.0」の紹介でした。