株式会社NBIホールディングス、株式会社PROSPER、および昭和リース株式会社の3社が、REIT組成を目的とした資産運用会社「株式会社ふるさとパートナーズ」を2025年12月15日に設立。
地方の旅館やホテル等への投資を通じた地方創生のための仕組み作りを加速させ、2029年のREIT運用開始を目指す新たな取り組みです。
NBIホールディングス・PROSPERら「株式会社ふるさとパートナーズ」設立

設立日:2025年12月15日
会社名:株式会社ふるさとパートナーズ
所在地:東京都港区西新橋一丁目2番9号日比谷セントラルビル5階
株主構成:NBIホールディングス(47.5%)、PROSPER(47.5%)、昭和リース(5%)
「地方創生により未来の日本をもっと豊かにする」を掲げるNBIホールディングスと、「日本を元気に!!」をコンセプトとするPROSPER、そしてSBI新生銀行グループの昭和リースが連携。
不動産投資のノウハウと企業投資のアプローチを融合させ、地方活性化に資するREIT組成の蓋然性を高めるために設立された新会社です。
設立の背景と狙い

NBIホールディングスは2025年4月より全国の旅館・ホテル等へ約200億円の投資を実行。
一方、PROSPERも「PROSPER日本企業成長支援ファンド」を通じて地域の中小企業支援を行ってきました。
両社のパイプラインを合わせることで早期に資産規模を拡大し、地方創生のための強力なプラットフォーム構築を目指します。
地域金融機関と協働するREIT構想

「ふるさとパートナーズ」が目指すのは、地方の観光活性化を主軸としたREIT。
地域金融機関からの出資を受け入れることで、各金融機関が自らのエリアの活性化に直接関与できる仕組みを構築します。
地域やエリアの長期的な価値創出を可能にする、金融と地方創生の新たなモデルです。
今後のスケジュール
今後の展開として、以下のスケジュールが予定されています。
・2025年12月:資産運用会社「ふるさとパートナーズ」設立
・2027年上期:プレREIT(ブリッジファンド)組成
・2029年上期:REIT運用開始
地方の観光資源を守り、育て、次世代へつなぐためのREIT組成への第一歩。
不動産と金融のプロフェッショナルたちが手を取り合い、地方創生の新たな潮流を生み出します。
NBIホールディングス・PROSPERらによる「株式会社ふるさとパートナーズ」設立のニュースでした。