2025年12月14日(日)、ホノルルの夜明け前の空を彩る花火とともに「JALホノルルマラソン2025」が開催されました。
今年より日本航空(JAL)がタイトルスポンサーとなり、名称も「JALホノルルマラソン」として復活。過去最多となる4万人以上のランナーが参加し、42.195km先のフィニッシュラインを目指して駆け抜けました。
JALホノルルマラソン2025

開催日:2025年12月14日(日)
開催地:米国ハワイ州ホノルル
参加人数:42,962人(うち日本人11,984人)※関連イベント含む
今大会のエントリー数は、前日開催の「カラカウア メリーマイル」を含め過去最多の42,962人を記録。前年から約20%の増加となりました。
制限時間のない本大会には、最年少7歳から最高齢94歳まで幅広い世代が参加。
世界63カ国からランナーが集結し、まさに「ランナーの祭典」と呼ぶにふさわしい盛り上がりを見せました。
フルマラソン・車椅子部門の結果
フルマラソン男子はエリトリアのツェゲイ・トゥメイ・ウルドリバノス選手が2時間13分38秒で、女子はイギリスのカリ・ハウガー・サッカリー選手が2時間30分43秒で共に初優勝。
日本人上位では、中武泰希選手が2時間23分07秒で総合6位、瀧波美緒さんが2時間49分59秒で女子5位に入り、両者とも初参加での好記録となりました。
車椅子部門男子では洞ノ上浩太さんが1時間36分50秒で連覇を達成し、女子は米国のスザンナ・スカロニさんが優勝を果たしています。
ゲストランナーと著名人の活躍
大会ゲストランナーとして参加したランニングインフルエンサー、三津家貴也さんは2時間39分35秒で男子11位、志村美希さんは3時間4分21秒で女子14位と際立った好成績を記録。
また、お笑い芸人の狩野英孝さんは昨年に続きフルマラソンに挑戦し、7時間48分3秒で完走。
「この感動はやっぱりホノルルマラソンでしか味わえない」と、大会の魅力を語っています。
カラカウア メリーマイルでの記録
前日に開催された約1.6kmを走る「カラカウア メリーマイル」のエリートレースでは、米国のシンクレア・ジョンソン選手が女子ロード1マイルのアメリカ記録となる4分21秒66で優勝。
日本から参加した田中希実選手は女子5位ながら、自身が持つ日本記録を上回る4分30秒4でゴールしました。
多くのランナーがそれぞれの目標に向かって走り、感動を共有したホノルルマラソン。
年齢や国籍を超えた交流と挑戦の舞台として、今年も多くのドラマが生まれました。
「JALホノルルマラソン2025」開催レポートの紹介でした。