日本損害保険協会が、「顧客本位の業務運営の徹底」および「健全な競争環境の実現」に向けた会員会社の取組み状況に関するフォローアップ結果を公表。
2025年11月に実施された第3回調査の結果となります。
日本損害保険協会「信頼回復に向けた各社取組みのフォローアップ結果」

実施期間:2025年10月30日~2025年11月12日
調査対象:会員会社31社
目的:ガイドライン等を踏まえた取組みの実効性検証および業界全体のレベル底上げ
お客さま・社会からの信頼回復に向け、2023年より各種ガイドライン等の策定・改定を進めてきた日本損害保険協会。
会員会社における実効性ある取組みを後押しするため、定期的なフォローアップを実施しています。
今回の調査では、ガイドライン等を踏まえた社内方針・ルールの整備状況や、現場での浸透度合いなどが確認されました。
取組みの進捗と課題把握

調査結果の概要として、「社内方針・ルールに沿った実効性のある取組みの進捗」および「現場での課題の把握状況」が示されています。
業界で実施した取組みが現場に浸透しているか、また一時的ではなく継続的な意識付けがなされているかといった観点で検証が行われました。
把握された取組み事例は会員各社で共有され、業界全体の底上げに活用されます。
日本損害保険協会は、引き続き必要に応じたガイドライン等の策定・改定を行うとともに、会員会社の取組み状況を定期的にフォローアップしていく方針です。
顧客本位の業務運営と健全な競争環境の実現に向けた、業界全体の継続的な努力。
透明性の高い情報発信により、社会からの信頼回復を目指す姿勢が示されています。
日本損害保険協会によるフォローアップ結果の公表でした。