アイエスエイが提供する接点監視装置「DN-3810BSシリーズ」が、道路交通システムや自治体防災システムを中心とした公共インフラ領域において採用を広げています。
老朽化した設備の延命や既存監視盤の増設、遠隔監視点の追加といった、インフラ現場で高まる「監視強化ニーズ」に対応し、高可用性を実現するソリューションとして評価されています。
アイエスエイ「DN-3810BSシリーズ」

製品URL:https://isa-j.co.jp/product/dio/dn-3810bs/
主な用途:道路交通管制、ETC設備、トンネル設備、防災無線等の監視
「DN-3810BSシリーズ」は、公共インフラに求められる“止めない監視”を実現するために設計された、高可用性の接点監視装置です。
最大168点の無電圧接点監視に対応し、道路交通管制センターや料金所(ETC)設備、トンネル内の換気・照明システム、河川水位センサーなど、幅広いI/O監視の現場で活用されています。
採用拡大の背景には、公共インフラ分野における設備更新の遅れや災害対策の強化があります。
本製品は既存設備を活かしつつ監視機能を強化できるほか、上位システム(SCADA・中央監視)との連携実績が豊富であり、ホットスワップ対応や長期供給モデルといった運用現場の要件を網羅している点が導入を後押ししています。
三重冗長化による高可用性

本シリーズ最大の特徴は、制御部(統合管理ブレード)、ネットワーク、電源のすべてを冗長化した「三重冗長構成」です。
いずれかの系統で故障が発生しても、接点監視や通知機能を継続できる設計となっており、一瞬の停止も許されない道路交通システムや防災システムの安定稼働を支えます。
柔軟な電源冗長構成

電源部はAC100/200VまたはDC48Vの二重電源構成を採用し、片系停止時でも安定した電源供給を維持します。
ACとDCの混在構成にも対応しており、現場の電源環境に合わせた柔軟な構築が可能です。
製品仕様

通信連携機能としてLAN、SNMP、RSH、HTTPコマンドなどをサポートし、警報出力やメール通知など多様な通知手段を備えています。
既存設備への追設が容易で、更新コストと工期を最小化できる点も大きなメリットです。
シリーズ構成とラインナップ

公共インフラ向けモデルとして長期運用に対応したラインナップを展開。
一次異常検知を高速化することで、トラブル時の指令や復旧対応の迅速化に寄与します。
公共インフラ設備の長期安定稼働を支え、保全性の向上に貢献する接点監視ソリューション。
株式会社アイエスエイ「DN-3810BSシリーズ」の紹介でした。