JMDCが、電子カルテ等の医療情報システムを手掛けるソフトウェア・サービスとの業務提携を発表。
病院由来の診療データの利活用を通じ、医療DXの実現を目的としたエコシステム構築を始動させます。
JMDC・ソフトウェア・サービス 業務提携
提携目的:病院由来の診療データ利活用を通じた医療DXの実現
連携内容:データ利活用支援、サービス高度化、共同事業開発
「健康で豊かな人生をすべての人に」を理念に掲げるJMDCと、半世紀以上にわたり医療IT分野を支えてきたソフトウェア・サービスによるパートナーシップ。
医療費の増大や地域格差といった課題解決に向け、産業界全体を巻き込んだエコシステムの構築が不可欠となる中、データ活用のノウハウを持つJMDCと、強固な顧客基盤を持つソフトウェア・サービスの連携が実現しました。
JMDCが有する独自の匿名加工技術やデータ分析の知見と、ソフトウェア・サービスの現場実装力および1,000施設を超える医療機関とのネットワークを相互に活用。
医療機関の経営改善やDXに必要なデータ活用を強力に推進し、国が目指す日本の医療DXを加速させます。
提携の主な内容
両社の強みを活かし、具体的に以下の3点において連携を進めます。
1. ソフトウェア・サービスの顧客医療機関に対する医療ビッグデータ利活用の支援
2. JMDCの匿名加工技術とデータ分析ノウハウを用いた、ソフトウェア・サービスのデータ活用サービスの高度化
3. 医療データ(DPC・レセプト等)の利活用に関する共同事業開発
各社の役割と今後の展開
JMDCはこれまでも幅広いヘルスケアデータの蓄積と還元を行い、3,000を超える医療機関へサービスを提供してきました。
一方、ソフトウェア・サービスは電子カルテをはじめとする多様なシステムを自社一貫体制で提供し、医療現場の運用に即したソリューションを展開しています。
今回の提携はJMDCが進めるオープンアライアンスの一環であり、今後も様々な企業との対話を通じてエコシステムの拡大を目指す方針です。
データとICTの力で社会課題の解決に取り組み、持続可能なヘルスケアシステムの構築を目指す両社の取り組み。
JMDC・ソフトウェア・サービス「業務提携」の紹介でした。