三勝株式会社が、第2回展示会「三勝謹製 新しい和のかたち展」を開催。
2025年12月15日(月)より、日本橋人形町の本社および併設ギャラリーにて、ゆかた意匠を現代の暮らしに提案する展示会が実施されます。
三勝「三勝謹製 新しい和のかたち展」

会期:2025年12月15日(月)~25日(木) / 2026年1月15日(木)~30日(金)
時間:14:00~17:00
休館日:土日祝・1月19日(月)・1月20日(火)
会場:三勝株式会社本社1階(日本橋人形町3-4-7)
11月に開催された第1回展示会の好評を受け、第2回として開催される本展。
「ゆかた文化をアートへ」をテーマに、長年守り継がれてきたゆかた意匠を現代の生活空間に馴染むアートとして再構築し、提案します。
ゆかたの発祥地である日本橋から、新たな和の美意識を発信する試みです。
ゆかた意匠の再解釈と新スタイル
三勝が所有する約2万枚にのぼる型紙文様を利活用。
職人技による型紙の魅力と現代デザインを融合させ、「古くて新しい和の意匠」として再解釈した作品群が並びます。
伝統的な美しさを保ちながら、現代のライフスタイルに寄り添う新しい価値観を提示します。
暮らしとアートをつなぐラインナップ
会場では、インテリア、アパレル、雑貨など多彩なアイテムを展示。
屏風やスツール、カーテンといった「室礼(しつらい)」から、ローブやパジャマなどの「布衣(ふい)」、さらに手提げ袋や漆の器といった「日々の万もの」まで幅広く展開されます。
伝統技法とデザインの交差により、ゆかた文様が「暮らしのアート」として新しい表情を見せます。
三勝ゆかた博物館の一般公開
会期中は、本社ビル内に併設する「三勝ゆかた博物館」も公開。
1階の型染もめんと伊勢型紙のギャラリーは観覧無料です。
地下1階の「語り部のいる博物館」は事前予約制(観覧料2,000円)となり、博物館限定手拭と解説付きで、伊勢型紙や人間国宝・清水幸太郎氏の作品など貴重な資料を鑑賞できます。
レセプションとオーダー受注会
展示会に先駆け、12月13日(土)の14:00から17:00にはレセプションを開催。
四代目・天野半七によるプレゼンテーションやオーダー受注会が行われ、予約不要で参加可能です。
InstagramのDMにて来場申し込みをした方には、数量限定ギフトも用意されています。
明治から続く伝統を受け継ぎつつ、次の100年を見据えた新しい和の提案。
職人の技と現代の感性が織りなす空間で、ゆかたの深い世界を体感できる機会です。
三勝「三勝謹製 新しい和のかたち展」の紹介でした。