アシザワ・ファインテックが、微粒子によるイノベーションを加速させる新たな開発拠点「NEST(ネスト)」の建設に着手。
電池や電子部品などの原材料となる粒子をナノ領域まで粉砕・分散する技術を活かし、顧客と共に次世代の製品開発や材料開発に挑戦する「共創の場」が誕生します。
アシザワ・ファインテック 新開発拠点「NEST」

所在地:千葉県習志野市茜浜1-4-2
着工:2025年8月
操業開始予定:2026年12月
投資額:25億円
「NEST」は、粒子を使って製品を開発・生産する企業が、アシザワ・ファインテックの最新装置を活用して実機テストや受託加工を行える施設。
名称は「Nano Engineering, Science & Technology」の頭文字に由来し、革新的な技術を育み未来へ羽ばたかせる「巣(Nest)」を象徴しています。
同社が持つ「マイルド分散」などの独自技術と専門スタッフのサポートにより、「お客様の第二の研究所」として研究開発を強力にバックアップします。
防爆・クリーンルーム完備の高度な環境
特筆すべきは、防爆施設としての高い安全性と、クリーンルーム・ドライルームを備えた高品質な環境です。
危険物を用いた加工も安全に取り扱い可能で、その取扱量は従来比で最大50倍に拡大。
電池や電子部品材料といった高付加価値材料の取り扱いにも対応し、多様な産業ニーズに応えます。
開発スピードと質を高める一貫支援体制
24時間稼働体制を敷くことで、納期を従来の3分の1に短縮し、加工コストの低減も実現。
研究開発から試作、量産に至るまで専門スタッフが一貫して支援するほか、乾燥・塗布工程など協力ネットワークを通じた広範な提案も行います。
アイデア段階から量産までを見据えた伴走型の拠点として、微粒子の無限の可能性を解き放ちます。
未来の産業革新をリードする新たな共創プラットフォームとして、2026年12月の操業開始に期待が高まります。
アシザワ・ファインテック 新開発拠点「NEST」の紹介でした。