一般社団法人文字情報技術促進協議会が、設立15周年を記念したシンポジウムを開催。
政府の政策動向や国際的な標準化、フォント技術の最前線を語るイベントが、2025年12月12日(金)に行われます。
文字情報技術促進協議会「設立15周年記念シンポジウム」
開催日：2025年12月12日(金) 13:00～17:30（12:30開場）
会場：JPタワーホール＆カンファレンス（東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 KITTE 4階 カンファレンスルームA）
参加費：無料
開催形式：対面のみ（オンライン配信なし）
申込方法：公式サイトより申込（https://moji.or.jp/seminar/15anniversary/）
2010年の設立以来、環境に依存しない文字情報交換の実現を目指して活動してきた同協議会。
文字やフォントの技術が大きく変革する今、設立15周年を記念して国内外の著名人を招いたシンポジウムを実施します。
デジタル庁や文化庁の担当者、フォントベンダーのキーマンが一堂に会する貴重な機会。
基調講演
基調講演には、日本のデジタル政策や文字基盤に関わる重要人物が登壇。
デジタル庁統括官の楠正憲氏、文化庁国語課の武田康宏氏に加え、国際的な文字コード標準化の第一人者であるDr. Ken Lunde氏（英語講演・通訳なし）が登場します。
「国語施策と標準」や「標準化の過去・現在・未来」など、多角的な視点から文字情報の在り方が語られます。
セッション・パネルディスカッション
後半のセッションでは、実務や技術に踏み込んだテーマを展開。
国立国語研究所の高田智和氏による「字種・字形・字体」の考察や、日本電気の袴田博之氏による「行政事務標準文字」の活用法など、具体的かつ専門的な知見が共有されます。
さらに、「メーカーが語るフォント技術の可能性」と題したパネルディスカッションも実施。
Monotype、モリサワ、イワタといった主要フォントメーカーの代表者がパネラーとして参加し、フォント技術の未来について議論を交わします。
対面開催のみとなる本イベントで、文字情報の最前線に触れてみてはいかが。
一般社団法人文字情報技術促進協議会「設立15周年記念シンポジウム」の紹介でした。