音楽之友社が刊行するクラシック音楽専門誌『音楽の友』が、2026年4月号をもって創刊1000号に到達。
1941年の創刊から85年、日本の音楽シーンをつぶさに記録し続けてきた老舗月刊誌が、歴史的な節目を迎えます。
音楽之友社『音楽の友』

創刊:1941年(昭和16年)
1000号到達:2026年4月号(2026年3月18日発売予定)
発行:音楽之友社
戦時下の1941年に産声を上げ、戦後の復興から現代の多様化したクラシック文化に至るまで、その歩みを共にしてきた『音楽の友』。
国内外のアーティストへのインタビューや公演レビュー、気鋭の批評家による連載などを通じ、クラシック音楽の「今」を記録し続けてきました。
SNSや動画配信が普及する現代において、80年以上にわたり積み重ねられた信頼と記録は、日本の芸術文化における貴重なレガシーです。
2026年に向けた新たな展開

記念すべき1000号に向け、誌面の大幅なパワーアップが計画されています。
大迫力のコンサート写真やアーティストのポートレートを堪能できるカラーページを増強し、「モノ」としての存在価値を追求。
さらに、過去80年強にわたる膨大なアーカイブを活用し、貴重な記事をWEB上で閲覧できる新サイトの創設も予定されています。
いつでもどこでもクラシック音楽の歴史に触れられる、新しい体験の提供を目指します。
最新号(2025年12月号)

現在発売中の2025年12月号では、大きな話題を呼んだ「第19回ショパン国際ピアノコンクール」を総力特集。
ヨーヨー・マやウィーン国立歌劇場など、世界的アーティストの公演レポートも充実しており、芸術の秋を振り返るにふさわしい内容です。
特別付録「Music Calendar 2026」

12月号恒例の特別付録として、ミュージックカレンダーが付属。
今年は「『音楽の友』Select ショパン国際ピアノコンクール 21世紀の記憶に残る名手たち」と題し、人気ピアニストたちを厳選した特別なカレンダーとなっています。
なお、2025年12月18日(木)発売予定の次号(2026年1月号)では、「いまからはじめるオーケストラ・ライフ!」を特集予定。
創刊1000号という金字塔に向け、伝統と革新を続ける『音楽の友』に注目です。
音楽之友社『音楽の友』の紹介でした。