日本能率協会総合研究所から、全国の20~69歳の既婚女性および単身世帯女性を対象とした「メニュー」と「食卓」に関する調査結果が発表されました。
米の価格高騰による食卓の変化や、調理に対する意識など、現代の食生活の実態が明らかになりました。
日本能率協会総合研究所「メニューからみた食卓調査2025《番外編》」

調査期間:2025年7月11日(金)~2025年7月17日(木)
調査対象:全国に居住する20~69歳の既婚及び単身世帯の女性
調査方法:インターネット調査
回答者数:2,000サンプル
好評を博している「メニューからみた食卓調査」の番外編として実施された今回の調査。
世界のメニューの食卓への登場手段や、昨今の米価格高騰による影響など、番外編ならではの切り口で調査が行われました。
多くの女性が抱える「時短志向」や、具体的なメニューに対する意識など、興味深いデータが示されています。
白米の喫食頻度

米の価格高騰を受け、1年前と比較して自宅で白米を食べる頻度がどう変化したかが調査されました。
結果として、20~60代女性の3割において白米の喫食頻度が「減少」しています。
特に単身世帯女性では3割半が減少と回答しており、価格変動が食卓に直接的な影響を与えている様子がうかがえます。
麺類へのシフト

白米の代わりに家庭で食べる機会が増えた食品についての回答です。
「うどん」が26.9%、「パスタ」が24.5%と、麺類へのシフトが顕著に見られます。
「食パン・食事パン」も2割を超えており、米価格が高騰し続けた場合の代替食品として定着しつつあるようです。
高まる時短志向

「食事の準備にかける時間や手間をできるだけ減らしたい」という問いに対し、女性の8割半が肯定的な回答をしました。
20~60代の全年代で8割を超えており、現代女性にとって「時短」が極めて重要なテーマであることがわかります。
特に単身世帯女性では「はい」と強く同意する割合が4割強に達しています。
作るのが面倒なおかず

普段作るかどうかにかかわらず、「作ることが面倒」だと感じるメニューの第1位は「コロッケ」で、6割強を占めました。
次いで「ロールキャベツ」「天ぷら」などが続き、揚げ物や調理工程の多いメニューが敬遠される傾向にあります。
一方で、「野菜炒め」や「卵焼き」などは面倒だと感じる割合が低くなっています。
世界のメニューの手作り経験

手作りしたことがある世界の料理については、「チヂミ」「ナムル」といった韓国料理が上位に入りました。
特に20~30代でその傾向が強く見られます。
年代が上がると「ラタトゥイユ」や「パエリア」などの欧米料理も上位に挙がり、世代による食の好みの違いも垣間見えます。
物価高騰やライフスタイルの変化が、毎日の食卓に如実に反映されていることがわかる調査結果です。
詳細なデータを含むレポート本編は有償にて販売されています。
日本能率協会総合研究所「メニューからみた食卓調査2025《番外編》」の紹介でした。