東川木工会と東川町が、旭川家具の商談会および展示販売会を2025年11月15日・16日の2日間、台湾・台北市で開催しました。
日本五大家具産地のひとつとして知られる旭川家具が、海を越えて台湾の地で多くの人々を魅了した現地の様子と、その成果をお伝えします。
東川木工会「旭川家具展示販売会 in 台北」

開催日:2025年11月15日(土)・16日(日)
開催場所:華山1914文化創意産業園区(台湾・台北市)
来場者数:4,500人(バイヤー15社含む)
売上実績:即売30点(約500万円)
北海道東川町の「旭川家具」メーカーネットワークである東川木工会と東川町が連携し、台湾・台北市の文化施設「華山1914文化創意産業園区」にて開催された本イベント。
会場には台湾のバイヤーや家族連れなど多くの人々が訪れ、旭川家具の高い品質とデザイン性に触れる貴重な機会となりました。
東川町と旭川家具の新たな挑戦
東川町は、100年以上にわたり質の高い木工家具を生産し続けている「旭川家具」の主要拠点です。
町内には約50もの家具工房が集積し、優れた職人を多数輩出しています。
近年の国内家具市場の縮小を受け、東川木工会は海外への販路拡大を模索してきました。
今回、交流があり輸送コストも比較的低い台湾を第一弾の進出先として選定し、初の単独開催が実現しました。

現地での反響と確かな成果
開催期間中は4,500人が来場し、会場は連日大盛況となりました。
展示販売会では30点の家具が即売され、売上は約500万円を記録しています。
当日は東川町の菊地伸町長も現地入りし、旭川家具の品質の高さや東川町の魅力を直接アピールしました。
現地メディア「TaiwanHot」でも取り上げられ、「スタイリッシュでミニマル、耐久性に優れた魅力的な家具」として紹介されています。
今後のグローバル展開
本イベントの企画・運営をサポートしたDACホールディングスとともに、東川木工会は今後もグローバルなプロモーションを推進する方針です。
旭川家具と東川町の魅力を世界へ発信し、輸出拡大と持続的な関係構築を目指します。
地域経済の活性化にも寄与する、大きな一歩となりました。
東川木工会「旭川家具展示販売会 in 台北」の紹介でした。