公益財団法人 日本児童養護施設財団が、auフィナンシャルサービス株式会社に対し、長年にわたる継続的な寄付への感謝を込めて感謝盾を贈呈しました。
親を頼ることが難しい子どもたちが、施設を巣立ち社会で自立するための「夢」と「未来」を支える企業の取り組みに注目が集まっています。
日本児童養護施設財団「感謝盾贈呈式」

auフィナンシャルサービス株式会社は、2019年度から継続して全国の児童養護施設で暮らす子どもたちへの寄付を行っており、その支援は今回で6年目を迎えます。
この継続的な支援に対し、日本児童養護施設財団は感謝の意を表し、感謝盾の贈呈式を執り行いました。式では、同財団理事長の江原均氏から、auフィナンシャルサービス株式会社 取締役 コーポレート本部長の本郷郁子氏へ感謝盾が手渡されました。
今回受領した寄付金は、全国の児童養護施設の子どもたちの夢を支える助成金として、彼らの自立を支える一助として大切に活用されます。
18歳で社会へ巣立つ子どもたちの現状

現在、日本全国には約610ヶ所の児童養護施設があり、虐待や貧困など様々な事情により保護者と暮らせない約23,000人の子どもたちが生活しています。
施設では職員が親代わりとなり生活をサポートしていますが、最大の問題は「退所後」にあります。多くの子どもたちは高校卒業(18歳)と同時に施設を退所し、親からの援助がないまま自力で生計を立てなければなりません。
社会的なスキルや経済的な基盤が不十分なまま社会に出る若者にとって、進学や就職、新生活の準備にかかる費用は大きな壁となります。auフィナンシャルサービスによる寄付は、こうした子どもたちが社会へ羽ばたくための重要な「命綱」であり、未来へのエールとなっています。
企業のチカラで支えるサステナブルな社会

auフィナンシャルサービスは、「信用を通じ、人々の生活に資する」という企業理念のもと、持続可能な社会の実現や地域社会の発展に向けたCSR活動に注力しています。
単発の寄付ではなく、何年にもわたり継続して子どもたちを見守り続ける同社の姿勢は、退所後の不安を抱える子どもたちにとって大きな希望となります。日本児童養護施設財団は、こうした企業の支援の輪がさらに広がることを願っています。
子どもたちの夢と自立を支える、auフィナンシャルサービスと日本児童養護施設財団の取り組みの紹介でした。