株式会社カームズが、iPhoneおよびApple Watch向けの運動データ計測・表示アプリ「STATSMAN(スタッツマン)」を2025年11月1日にApple Storeにてリリースしました。
最大の特長は、Apple Watchを専用ベストで“背中”に装着し、プロスポーツ選手向けに限られていた高精度な運動データ計測を、個人ユーザーが手軽に利用できる“パーソナルEPTSアプリ”として開発された点です。
育成年代からシニア世代まで、個人の成長や健康管理をサポートする新たな選択肢として注目されています。
カームズ「パーソナルEPTSアプリ STATSMAN (スタッツマン)」

リリース日:2025年11月1日
価格:アプリ初月無料、翌月以降 月額600円(税込・サブスクリプション)
販売場所:Apple Store(アプリ)
対応デバイス:iPhone、Apple Watch(シリーズ6以降/iOS16以降対応)
近年、スポーツ界では「STATS(スタッツ)」や「EPTS(電子パフォーマンストラッキングシステム)」と呼ばれる運動データの活用が急速に進んでいます。
しかし、これらのデバイスは高価でチーム単位での導入が前提となっており、一般ユーザーや個人選手には手の届きにくい存在でした。
「STATSMAN」は、スポーツを愛するすべての人が自分自身の成長や健康を“見える化”できる社会を目指し、個人でも手軽に本格的な運動データ計測ができるアプリとして開発されました。
専用ベスト

価格:4,950円(税込)
販売場所:公式オンラインショップ
「STATSMAN」は、Apple Watch(シリーズ 6以降)と、別売の専用ベストを組み合わせて利用します。
カームズの自社調べによると、Apple Watchと専用ベストを組み合わせる「背中装着型EPTS」は国内初とのことです。

Apple Watchを背中に装着することで、プロ用デバイスに近い高精度な計測を実現。
心拍数や走行距離、速度、加速度など、多彩な項目を計測できます。
練習や試合の特定区間を分析

従来のアクティビティアプリが「活動全体」を記録するのに対し、「STATSMAN」は練習や試合の特定区間のみを抽出して分析できる点が特長です。
計測したデータを好きな時間帯で切り出して(トリミングして)分析できるため、練習や試合の特定シーンごとの振り返りが容易になります。
運動データは保存・蓄積でき、育成年代の選手は“スポーツ履歴書”として上達の可視化や進学時のアピールに活用できます。
また、社会人・シニア世代は健康管理やパフォーマンス維持に役立てられます。
今後は、AIコーチ機能や怪我予兆アラート、熱中症予兆アラーム、チーム管理機能などの機能拡充も予定されています。
2026年春には英語版の開発も進め、海外展開も予定されています。
カームズ「パーソナルEPTSアプリ STATSMAN (スタッツマン)」の紹介でした。