描画速度10倍&精度大幅向上!パオ・アット・オフィス Excel/Access用バーコード作成ツール「Barcode.Office ver 6.0」

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パオ・アット・オフィスが、Excel/Access用バーコード作成ツール「Barcode.Office ver 6.0」を2025年11月12日にリリースしました。

描画方式を全面刷新し、描画速度が約10倍に向上したほか、コンビニバーコードなどの読み取り精度も大幅に改善されています。

プログラム開発者だけでなく、Excelを操作できるコンシューマ向けに低価格で提供されます。

 

パオ・アット・オフィス Excel/Access用バーコード作成ツール「Barcode.Office ver 6.0」

 

ExcelとAccessでのバーコード作成例

 

価格:7,000円(税込7,700円)

リリース日:2025年11月12日(水)

 

「Barcode.Office」は、ExcelのシートなどにActiveXコントロールとして貼り付けて利用できるバーコード作成ツールです。

また、COMコンポーネントとして、プログラム(VBAマクロコード)のみでバーコードオブジェクトの生成から行うことも可能。

指定した高さ・幅サイズにピッタリのバーコードを出力でき、シンプルでわかりやすいサンプルも付属しています。

 

クリップボード非依存の"直接描画"方式へ刷新

 

ver 6.0では、これまでクリップボードを経由していた描画方式を、グラフィックスへ直接描画する方式に全面刷新しました。

これにより、描画速度が約10倍向上し、大量のバーコードを配置したページでも高速に処理できます。

また、出力デバイスの解像度に最適化した高精細レンダリングを実現し、読み取り精度が大幅に向上しました。

特に「標準料金代理収納用コンビニエンスバーコード」などの高密度バーコードで顕著な改善が見られ、実用レベルでの印刷・読み取りが可能になっています。

そのほか、Accessのレポート上での表示・印刷が安定動作するようになり、他のアプリケーションとのクリップボード競合も解消されました。

 

BAR_Color / BAR_BackColor プロパティに対応

 

バーの色(BAR_Color)と背景色(BAR_BackColor)をプロパティで設定できるようになりました。

プロパティウィンドウから直接色を変更でき、デザインの自由度が向上しています。

 

QRコード:バージョン「0=Auto(自動)」を追加

 

QRコードのバージョン設定に新しく「0: Auto」が追加されました。

データ量に合わせてQRコードのバージョンが自動決定されるため、バージョンとエラー訂正レベルを意識することなく利用できます。

 

表示の安定性を改善

 

Accessフォーム上でテキストボックスの文字色を白に設定した際に2次元バーコードが白く消える現象や、高速なマシン環境でExcel上に貼り付けた際にバーコードが表示されない場合がある問題などが改善され、安定性が向上しています。

 

対応バーコード

 

JAN-13、JAN-8、UPC-A、UPC-E

ITF、Matrix 2 of 5、NEC 2 of 5

NW-7(CODABAR)、CODE39、CODE93、CODE128

GS1-128(コンビニ向け標準料金代理収納用バーコード、医療用バーコード、食肉標準物流バーコード「基本バーコード」など)

郵便カスタマバーコード

QRコード、DataMatrix、PDF417

GS1データバー(標準型/限定型/拡張型)

 

Excelを使ったバーコードを作成する2つの方法

 

1. ドラッグ&ドロップでExcelシートに貼り付け

バーコードをドラッグ&ドロップでExcelシートに貼り付け、セルの値をバーコードに自動的に反映することができます。

 

2. VBAマクロでバーコードを生成

ExcelのVBAマクロで1からバーコードを生成し、Excelシート上に自在にバーコードを出力することも可能です。

 

製品サイトでは、試用版(バーコードに「SAMPLE」と出力)もダウンロードできます。

描画速度と精度が大幅に向上し、ExcelやAccessでのバーコード作成がより便利になるツールです!

 

パオ・アット・オフィスの「Barcode.Office ver 6.0」の紹介でした。

 

※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

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