株式会社PRIMEが運営する「粗大ゴミ回収隊」は、全国の男女500名を対象に不用品回収業者に関するアンケート調査を実施しました。
不用品回収サービスの需要が高まる中、「無料」「格安」をうたう業者とのトラブルが増加しています。
調査の結果、利用者の約6割が何らかのトラブルを経験している実態が明らかになりました。
PRIME「不用品回収業者とのトラブル実態調査」

調査によると、不用品回収業者を選ぶ理由として最も多かったのは「費用の安さ」(35.60%)でした。
次いで「口コミや評判の良さ」(19.89%)、「即日対応可能」(14.99%)と続きます。
多くの人がコストパフォーマンスを重視して業者を選んでいることが分かります。
「無料・格安」広告に潜むリスク

「無料または格安」とうたう広告に惹かれて依頼した人は半数以上の55.08%にのぼりました。
しかし、そのうち約9割が金銭トラブルを経験しており、内訳は「作業後に費用を請求された」(57.5%)、「高額請求を受けた」(32.5%)となっています。
「無料」とあっても実際には条件付きであるケースが多く、事前の確認不足がトラブルにつながっています。
トラブル時の業者の対応

トラブル発生時の業者の対応について、「理由を説明されたが納得できなかった」(34.18%)、「無料の条件に後から言及された」(36.71%)など、不誠実な対応を受けた人が多数派でした。
中には、作業後に高額請求され、怖くて支払ってしまったという声も聞かれます。
トラブル回避の鍵は「許可」の確認

業者選びの際に事前に確認した内容として、「許可番号」を確認した人はわずか12.47%にとどまりました。
無許可業者への依頼リスクが依然として高い状況がうかがえます。

次回利用時に重視したい点としては、「明確な料金体系」(26.75%)や「公的な許可の有無」(16.00%)が上位に挙がりました。
トラブル経験から、“安さ”よりも“信頼性”を重視する傾向へとシフトしています。
不用品回収は許可が必要な業種です。
「安さ」だけに惑わされず、許可証や料金体系をしっかり確認し、安全なサービスを選びましょう!
株式会社PRIMEによる「不用品回収業者とのトラブル実態調査」の結果紹介でした。