不用品回収サービス「粗大ゴミ回収隊」を運営するPRIMEは、「ゴミ屋敷化のきっかけと、その後の乗り越え方」に関するアンケート調査を実施しました。
全国の20~60代男女273名を対象にした調査の結果、約4割以上が“精神的な不調による意欲低下”を主な原因としており、心の状態と生活環境の悪化が密接に関係していることが明らかになりました。
粗大ゴミ回収隊「ゴミ屋敷化のきっかけと、その後の乗り越え方」調査

調査対象:全国の20~60代男女273名
調査期間:2025年10月
調査方法:インターネット調査
調査実施:PRIME(自社調査)
「粗大ゴミ回収隊」が実施した今回の調査では、ゴミ屋敷化のきっかけや、片付けに至った経緯、業者に依頼した際の対応などが明らかになりました。
ゴミ屋敷化してしまった主なきっかけとして、約4割以上が“精神的な不調による意欲低下”を挙げています。
「気づいたら足の踏み場がなかった」49.4%が重度の状態に

「どの程度の状態まで悪化していましたか?」という質問に対して、約半数(49.45%)が『足の踏み場がない状態だった』と回答しました。
また、「(軽度だったが)自分では限界を感じた」という回答も32.6%にのぼり、多くの人が“自覚しながらも片付けに踏み出せなかった”現状が浮き彫りになりました。
最も多かった心の声:「片付けなきゃと思いつつ動けなかった」45.3%

「その当時の心の状態」を尋ねたところ、45.27%が『片付けなきゃと思いつつ動けなかった』と回答。
さらに「人生がどうでもよくなっていた」(13.96%)、「罪悪感や自己否定が強くなっていた」(12.16%)など、心の不調を背景とした“無気力と自己否定の連鎖”が見られました。
片付けのきっかけは「突然の気づき」が最多

ゴミ屋敷を片付けようと思った理由としては、「このままではいけないと思った」(36.47%)が最多となりました。
次いで「家族・友人に指摘された」(16.76%)、「引っ越しや結婚などのライフイベント」(15.29%)が続きます。
「自分自身の変化を望む気持ち」が行動の引き金となる傾向が見られます。
片付け方法では「業者依頼」が過半数に

片付け方法については、「業者に依頼した(立ち会わず含む)」が46.67%と、約半数に達しました。
“恥ずかしさ”や“他人に見られたくない心理”から非対面での依頼(立ち会わず)を選ぶ人が増加している傾向も伺えます。
業者対応で「ありがたかった」こと

不用品回収・清掃業者に依頼した人を対象に「ありがたかった対応」を尋ねたところ、「スタッフが親切で真摯に対応してくれた」(21.65%)が最も多くなりました。
次いで「近所に気づかれないよう配慮してくれた」(19.59%)となりました。
ゴミ屋敷の片付けは“モノの問題”であると同時に“心の再生”でもあり、業者側の誠実なコミュニケーションやプライバシーへの配慮が大きな支えとなっていることがわかります☆
「粗大ゴミ回収隊」では、完全見積もり制、プライバシー保護対応、女性スタッフ・夜間対応などを重視し、利用者が再び笑顔で暮らせる環境を取り戻すお手伝いをしています。
ゴミ屋敷化の背景には精神的な不調が大きく関わっており、自力での解決が難しい状況が伺えました。
「誰かに頼る」ことが、片付けの第一歩になりそうです。
粗大ゴミ回収隊が実施した、「ゴミ屋敷化のきっかけと、その後の乗り越え方」に関するアンケート調査の紹介でした。