OSGコーポレーションが、2025年10月13日に閉幕した大阪・関西万博で展開した「ステハジ」プロジェクトの成果を報告。
会場に設置した給水スポットでの給水回数が1,200万回を突破し、マイボトル利用の定着が見られたことを発表しました。
OSGコーポレーション 大阪・関西万博「給水スポット」設置成果報告

OSGコーポレーションは、「ステハジ」プロジェクトの一環として、大阪・関西万博会場に給水スポットを52台設置しました。
これは「気候変動」「熱中症予防」「プラスチックごみ削減」の啓発を目的としたものです。
2025年10月13日の閉幕日までに、給水回数は12,065,111回を記録しました。
給水によるCO2削減と来場者の行動変容

万博期間中の給水によるCO2削減量は、約1,000トン(978,480Kg)に達しました。

また、来場者・運営スタッフの行動変容も見られました。
開幕日の2025年4月13日にはマイボトル利用者が12%でしたが、1ヶ月後には53%と半数を上回り、その傾向は最終日まで続きました。
開幕当初はペットボトルで給水する人が88%を占めていましたが、1ヶ月後には47%に減少しており、「マイボトル“給水”」が新たな選択肢として定着したことがうかがえます。
「ステハジ」プロジェクトについて

「ステハジ」プロジェクトは、“使い捨ては恥ずかしい”という考え方を通して、海洋プラスチック問題や使い捨てから生まれる様々な社会課題の解決に取組むプロジェクトです。
2025年10月1日現在で408団体が加盟しています。
OSGコーポレーションは、大阪・関西万博での「マイボトル“給水”」体験を「未来社会の実験場」のレガシーとして、今後もサステナブル社会への行動変容・習慣変容のきっかけづくりに取り組んでいくとしています。

大阪・関西万博で多くの人に利用された給水スポット。
この取り組みが、未来のスタンダードを変える大きな一歩となりました。
大阪・関西万博でのOSGコーポレーションによる「給水スポット」設置の成果報告でした。