ミッドホールディングスは、2025年10月29日付でIoT/無線通信技術に強みを持つモノワイヤレスの発行済全株式を取得し、完全子会社化したことを発表しました。
あわせて、ミッドホールディングス代表取締役の水野 剛氏がモノワイヤレスの代表取締役に就任しました。
このM&Aにより、ミッドホールディングスグループはIoT/無線通信領域における競争力強化を図ります。
ミッドホールディングス、モノワイヤレスを完全子会社化

ミッドホールディングスは、『「エレクトロニクス」でこの国の幸せをつなぐ。』をビジョンに掲げ、エレクトロニクス分野に特化した事業承継型M&Aを通じて、地域社会の貴重な資源を受け継ぎ、経営革新や新規事業に挑戦しています。
今回、産業用IoT分野で無線通信モジュール「TWELITE(トワイライト)」シリーズの実績を持つモノワイヤレスを完全子会社化しました。
これにより、ミッドホールディングスグループのIoT/無線通信領域における競争力強化と、モノワイヤレスが抱える後継者不在の課題解決を目指します。
本件M&Aの目的と背景

モノワイヤレスは、産業用IoT分野で実績のある無線通信モジュール「TWELITE」シリーズの開発・販売で知られています。
同社の高い無線技術と豊富な顧客基盤は、ミッドホールディングスグループのIoT/無線通信領域における競争力強化に大きく貢献することが期待されます。
一方で、モノワイヤレスは経営者の高齢化に伴う後継者不在という課題を抱えていました。
ミッドホールディングスによる事業承継が、この課題を解消する最良の策であることから、今回の統合に至りました。
期待されるシナジー効果

特に高いシナジー効果が期待されるのが、ミッドホールディングスグループのムセンコネクトとの連携です。
ムセンコネクトが強みとする「Bluetooth(R) LE」の技術やノウハウと、モノワイヤレスが有する「IEEE 802.15.4独自無線」の技術が融合。
これにより、顧客の無線化ニーズに対して、最適な製品をより幅広い選択肢から提供できるようになります☆
IoT市場における製品開発のスピードと品質を飛躍的に向上させることが期待されます。
 
                                    