業務効率化と医療の質向上に向けて!OZ/ネグジット総研 薬局支援システム連携

投稿日:2025年11月1日 更新日:

OZは、保険薬局向けICTソリューションを提供するネグジット総研との間で、薬局支援システムにおける協業を開始したことを発表しました。

この協業により、OZの遠隔服薬指導サービス「パッと薬 遠隔さん」と、ネグジット総研の薬局業務支援システム「調剤くん」がAPI連携します。

オンライン服薬指導における業務効率化と医療の質向上、薬局経営の安定化を目指す取り組みです!

 

OZ/ネグジット総研 薬局支援システム連携

 

日本の薬局を取り巻く環境は、少子高齢化、地域医療の人材不足、働き方改革などにより急速に変化しています。

特に、薬剤師の確保や突発的な欠勤対応、休憩時間の確保といった現場課題は、薬局経営の安定性に直結する重要なテーマです。

OZの「パッと薬 遠隔さん」は、法人内の別店舗薬剤師がオンラインで他店舗の患者へ服薬指導できるサービスとして、リソースの最適活用や患者サービスの質向上に貢献してきました。

一方、ネグジット総研の「調剤くん」は、現場の業務効率化と使いやすさを追求したレセプトコンピュータ(レセコン)として多くの薬局で導入されています。

今回のシステム連携は、これらのサービスを組み合わせることで、オンライン服薬指導におけるさらなる業務効率化と医療の質の向上を目指すものです。

 

システム連携の概要と業務面での効果

 

従来、別店舗の薬剤師がオンライン服薬指導を行う際、来局店舗のスタッフは薬歴情報(薬情)をスマートフォン等で撮影し、手動で他店舗へ送信・連絡する必要がありました。

今回の連携により、「調剤くん」で処方内容を入力する際、患者がオンライン服薬指導を希望した場合、薬情データを自動的かつ簡便に「パッと薬 遠隔さん」へ送信できるようになります!

スマートフォンでの撮影・送信といった手間が不要となり、ワンクリックで対応できるため、現場業務の負担が大幅に軽減されます☆

これにより、遠隔地の薬剤師による指導もスムーズに実施可能となり、急な欠員や休暇時のフォロー体制の整備、ピーク時間帯の負荷分散といった、柔軟な薬局運営が実現します。

 

期待される経営的なメリット

 

このシステム連携は、単なる業務の簡素化に留まらず、法人全体でのリソース配分最適化を可能にし、持続可能な薬局経営に貢献します。

具体的には、店舗ごとの属人的な業務から法人全体の柔軟なシフト構築への転換、突発的な人員不足への即応力向上、人件費の平準化・最適化による経営安定化などが期待されます。

さらに、患者にとっても、待ち時間の短縮や希望する薬剤師による指導の実現といったメリットがあり、より安心で快適な服薬指導体験の提供につながります。

薬局現場の負担を軽減し、経営の安定化にも繋がる今回のシステム連携。

薬剤師の働き方改革や、患者サービスの向上にも貢献する注目の協業です!

OZの「パッと薬 遠隔さん」とネグジット総研の「調剤くん」のAPI連携開始の紹介でした。

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