サギヌマスイミングクラブは、「泳げない子をなくそうプロジェクト」溺水防止イベント第2弾として『親子で学ぶ!着衣泳たいけん!』を2025年10月26日(日)にサギヌマスイミングクラブ鷺沼にて開催しました。
当日は24組48名の親子が参加。
「服を着たまま水に落ちたらどうする?」という実践的なテーマのもと、楽しく学びながら“命を守る力”を身につけました。
サギヌマスイミングクラブ『親子で学ぶ!着衣泳たいけん!』

「泳げない子をなくそうプロジェクト」の一環として開催された、親子で学ぶ溺水防止イベント。
川崎市教育委員会の後援のもと、小学生以上とその保護者を対象に実施されました。
イベントでは、水辺の危険や安全な行動を学ぶ座学に加え、プールで実際に服を着たまま水に入り、浮く感覚を体験しました。
座学とプールでの実践体験

イベントは、まず座学からスタート!
水辺の危険や安全な行動について、映像を交えながら学びました。

その後プールへ移動し、服を着た状態で実際に水に入り、浮く感覚を体験。
「服を着ていても慌てず浮いて待つことが大切」ということを体感しました。

また、岸が近くにある場合、服を着ている状態で泳ぐ際の泳ぎ方や注意点なども体験。
親子で協力しながら真剣に、そして笑顔で学ぶ姿が見られました。
参加者の声

参加者からは、「親子で一緒に学べてとても良い体験になった。」「服を着たまま浮けることを知って驚いた。」といった声が上がりました。
さらに、「水に慣れているということも大切だと感じた。」「水泳を習うことは命を守るためにも重要だと感じた。」という、水泳教育の重要性を再認識する声も聞かれました。
「泳げない子をなくそうプロジェクト」

このイベントは、2013年から続く「泳げない子をなくそうプロジェクト」の一環として実施されました。
近年、小学校での水泳授業の減少やプールの廃止が進む中で、水に慣れる機会の少ない子どもたちが増えています。
「泳げること」だけでなく、「危険を察知し、安全に行動できる力」を育むことが、命を守る第一歩です!
また、11月5日の「世界津波の日/津波防災の日」にも通じる防災教育として、服を着たままの行動を体験し、いざというときに必要な判断力や行動力を身につけることも目的としています。
親子で実践的に着衣泳を学ぶことで、「いざ」という時に慌てず行動できる“命を守る力”を育む、非常に意義深いイベントとなりました。
サギヌマスイミングクラブ鷺沼で開催された『親子で学ぶ!着衣泳たいけん!』の開催レポートでした。