千葉県市川市にある和洋国府台女子中学校高等学校が、2026年度より教育改革を実施することを発表しました。
教育目標「凜として生きる」のもと、社会の変化にしなやかに対応しながら「女性のキャリア教育」をさらに深化させる取り組みです。
土曜日に体験型プログラム「ツナグヒ」を新設し、授業時間も再編することで、生徒一人ひとりが未来へと学びをつなぐ仕組みを整えます。
和洋国府台女子中学校高等学校 2026年度 教育改革
125年以上にわたり、自ら考え行動する女性の育成に力を注いできた和洋国府台女子中学校高等学校。
変化の激しい社会において、若者が「自分の体験を自分で選ぶ」力を育むため、2026年度から新たな教育改革を実施します。
これまで重視してきた五感を使って本物に触れる学びを一歩進め、「自分の関心から社会へとつなげる」体験の場を制度として整えます。
探究プログラム「WIQ(Wayo Inquiry)」とあわせ、生徒が自らの生き方や将来像を考えるきっかけとなることを目指します☆
土曜日の体験プログラム「ツナグヒ」を新設
今回の改革の大きな柱となるのが、土曜日に新設される体験型プログラム「ツナグヒ」です。
土曜日の教科授業を行わず、“自分と社会をつなぐ日”として、生徒自身が学びのテーマを選び取ることを大切にします!
これにより、ボランティアや外部プログラムへの参加、オープンキャンパス訪問、旅行など、これまで時間の制約で難しかった校外での体験にも、学校を欠席せずに挑戦することが可能になります。
月に1回程度の全員登校日には、共通のプログラムを通して仲間と学びを共有する時間も設けられます。
授業時間・カリキュラムを再構成
土曜日の授業廃止に伴い、平日の授業時間とカリキュラムも再構成されます。
平日4日間を7時間授業とすることで、週の総授業時間は維持。
週の真ん中にあたる水曜日は14時40分放課となり、予習・復習、読書、探究活動など、生徒が自主的に過ごす時間を確保します。
心身のリズムを大切にしながら、集中して学び、ゆとりをもって振り返る時間を設けることで、思春期の女子生徒が安心して力を発揮できる、無理のない学習設計を重視しています。
創立者・堀越千代の「女性が自立し、自分の人生を選べるように」という志を受け継ぐ和洋国府台女子中学校高等学校。
今回の教育改革は、生徒一人ひとりが自分の興味関心を起点に、主体的に学び、社会とつながる力を育むための大きな一歩です。
自分で選ぶ体験を通して、生徒たちの“本当の物語”が豊かに育まれていくことが期待されます!
和洋国府台女子中学校高等学校が2026年度から実施する教育改革の紹介でした。
※記載されている情報は2025年10月現在のものです。