ジェイ・ポートは、「株式会社ジェイ・ポート此花リサイクル工場」敷地内に新たな選別工場を建設し、2025年9月24日より本格稼働を開始しました。
最新の自動選別設備を導入し、これまでリサイクルが困難だった混合廃棄物からの資源回収率を飛躍的に高め、ゼロ・エミッション社会の実現に向けた取り組みを加速させます。
ジェイ・ポート 大阪市此花区に新たなリサイクル選別工場が本格稼働
施設名称:株式会社ジェイ・ポート此花工場
所在地:大阪市此花区梅町2-3-55
稼働開始日:2025年9月24日
敷地面積:約2,450平方メートル
主な設備:破砕機、圧縮梱包機、選別機
処理対象物:建設系混合廃棄物、廃プラスチック類、紙くず、木くず、金属くずなど
世界的に「ゼロ・エミッション」や「マテリアルリサイクル率の向上」への社会的要請が高まる中、ジェイ・ポートが此花リサイクル工場内に新たな選別工場を稼働させました。
新工場は、建設現場や製造業から排出される多様な産業廃棄物のうち、特にリサイクルが困難とされてきた混合廃棄物や複合素材に対応。
高精度な自動選別設備と破砕・圧縮技術を組み合わせることで、高品質なリサイクル原料へと再生し、最終処分量の大幅削減を目指します。
高精度な自動選別設備を導入
新工場では、高精度な自動選別設備を導入。
これにより、非鉄金属・各種プラスチック・紙くず・木くずなど、従来の人力作業だけでは困難だった複合廃棄物を高精度に分離することが可能になりました。
処理効率の向上とともに、再び資源として活用できる「高品質なリサイクル原料」の生産を実現します。
安全性の向上と発火リスクの低減
新工場は、資源回収率だけでなく、安全性の向上にも貢献します。
危険物の混入を検知するシステムを導入し、近年社会問題となっているリチウムイオン電池などによる発火リスクの低減にも寄与。
安全で安定した操業を実現します。
今後の展望
ジェイ・ポートは、この新工場の稼働を契機に、環境コンサルティングと静脈物流の連携をさらに強化。
排出事業者の分別指導から高付加価値なリサイクルまでを一貫して提供し、廃棄物処理コストの削減と環境負荷の最小化を両立するソリューションを展開していきます。
「経済発展(エコノミー)」と「環境保全(エコロジー)」が調和する持続可能な社会の実現を目指します。
最新技術を駆使して、リサイクルが困難だった廃棄物を価値ある資源に変えるジェイ・ポートの新工場。
資源回収率を高めるだけでなく、発火リスクを低減するなど安全性にも配慮した先進的な取り組みです。
持続可能な社会の実現に向けた、重要な一歩となります。
ジェイ・ポートの新リサイクル選別工場の紹介でした。