全国森林組合連合会(全森連)が、林業の現場や仕事に関心を持つ方々に向けたイベント「森林の仕事ガイダンス」を、初めてオンライン形式で開催します。
開催日は2025年11月8日(土)と2026年2月23日(祝日)の2日程。
林業に関心があれば全国どこからでも無料で参加でき、地域の担当者から直接話を聞くことができます。
全国森林組合連合会「森林の仕事ガイダンス」オンライン開催
これまで首都圏の会場で開催され、多くのフォレストワーカー(林業作業士)誕生のきっかけとなってきた「森林の仕事ガイダンス」
2025年度はより多くの方が参加できるよう、オンライン(Zoom)での開催となります。
地域や距離の制約なく、林業の魅力やキャリアの可能性について知ることができる絶好の機会です。
開催概要
開催日程:
2025年11月8日(土) 10:00~12:00/14:00~16:00
2026年2月23日(祝日) 10:00~12:00/14:00~16:00
※各回とも内容は同じです。
開催方法:オンライン(Zoom)
対象:林業就業に興味のある方
参加費:無料
プログラム:当日は、林業の基礎知識や就業までの流れを確認した後、各都道府県別のルームに分かれ、地域ごとの特色や現場の状況を担当者から直接聞くことができます。後日、オンラインでの個別相談を申し込むことも可能です。
※参加には公式サイトからの事前申し込みが必要です。
林業就業オンライン相談(常設)
ガイダンスの日程が合わない方や、すぐに相談したい方向けに、個別の「林業就業オンライン相談」サービスも常設されています。
希望する都道府県の相談員が、現地の林業の特色や暮らし、移住のことまでZoomで相談に応じてくれます。
林業の現状と「緑の雇用」事業
林業就業者が長期的に減少し高齢化が進む中、国は「緑の雇用」事業を通じて新たな担い手の確保・育成に取り組んでいます。
この事業は、林業未経験者が安心して就業できるよう、国が支援する人材育成プログラムです。
基礎研修から現場管理責任者、統括管理者へのキャリアステップを含む体系的な研修が整備されており、未経験から林業の専門技術を身につけ、担い手として成長できる環境が提供されています。
今回のオンラインガイダンスも、この「緑の雇用」事業の一環として開催されます。
林業という仕事のリアルな情報を、自宅から気軽に入手できる絶好の機会。
自然の中での仕事に興味がある方や、地方への移住・転職を考えている方にとって、将来のキャリアを考える上での大きな一歩になりそうです。
全国森林組合連合会がオンラインで開催する「森林の仕事ガイダンス」の紹介でした。