株式会社テクサーと株式会社ギブテックが、2025年9月10日から12日に開催された「国際物流総合展2025」にて、非接触型展示会DXシステム「AiMeet(R)」を導入。
このシステムにより約371万枚の紙削減と22トン以上のCO2削減を達成し、国内展示会として最大規模のペーパーレス化を実証しました。
テクサー/ギブテック 非接触型展示会DXシステム「AiMeet(R)」
アジア最大級の物流・ロジスティクスに関する総合展示会「国際物流総合展」
2025年は9月10日から12日の3日間、東京ビッグサイトで開催され、450社を超える出展者と5万人規模の来場者が集まりました。
この大規模イベントにおいて、非接触型展示会DXシステム「AiMeet(R)」を基盤に、会場マップからアンケート、スタンプラリーまでを統合したシステムを導入し、大規模なペーパーレス化が実現されました。
来場者・出展者のデジタルマッチングと資料配布
入場証の二次元コードをスキャンするだけで、名刺交換から資料配布、アンケート回答まで、すべてをデジタル上で完結させます。
これにより、これまで大量に必要だった紙の資料やアンケート用紙を完全に排除することに成功しました。
デジタルマップ機能
AiMeet上で会場マップを提供し、紙マップを一切印刷せずに運用されました。
ブース検索やルート案内はもちろん、事前予約したセミナー会場の場所も簡単に確認でき、従来では実現できなかった高い利便性を提供。
3日間で4.6万ダウンロード、50万アクセスを達成しました。
アンケートにデジタルギフト抽選配布機能
アンケート回答と同時にリアルタイムで抽選が行われ、当選者には即時にデジタルギフトがメールで送付される仕組みを導入。
従来、係員が手渡ししていたギフトカードやノベルティの配布作業が不要となり、運営の手間を大幅に削減すると同時に、環境にも優しい運営が実現されました。
デジタルスタンプラリー抽選機能
来場者は出展者ブースを訪問し、自身の入場証二次元コードをスキャンしてもらうだけで、自動的にスタンプラリーの点数が加算されます。
一定点数が貯まると抽選回数が付与され、会場内の抽選コーナーでデジタル抽選に挑戦可能。
紙のスタンプカードや抽選券が不要となり、参加の手軽さとペーパーレス化を両立させました。
相互入場機能
「国際物流総合展2025」と「自動認識総合展2025」の入場データがAiMeetで統合されました。
一度の登録で両方の展示会をスムーズに回遊できるようになり、紙の入場証を再発行する手間が削減されました。
ペーパーレス化による主な成果
今回の取り組みによって、以下のような大きな成果が報告されています。
削減紙枚数:約371万ページ (重さ12トン相当)
利用者数:4.5万人
削減CO2排出量:約22トン(約1,570本の木が1年間吸収する量に相当)
出展者の獲得平均リード数:約1,154件
出展者の最大リード獲得数:10,104件
ペーパーレス化は環境への配慮だけでなく、出展者の営業成果にも直結し、ビジネス効果を大きく伸ばすことを示しました。
今後の展開
今後は、AiMeetを中心とした展示会DXの仕組みを、出展者個別ブースでも活用できるよう拡張していく予定です。
アンケートと連動したデジタルギフトやスタンプラリー抽選を出展者自身が利用できる仕組みを整備し、展示会全体だけでなく、出展者単位での「紙を使わない展示運営」を実現します。
また、商業施設や地域イベント、国際会議への展開も視野に入れ、持続可能で高付加価値なイベント運営のスタンダード確立を目指します。
環境配慮とビジネス成果を両立させる、画期的な展示会DXシステム。
「AiMeet(R)」の導入は、今後のイベント運営のあり方を大きく変えていきそうです。
国際物流総合展2025で導入された、テクサーとギブテックの非接触型展示会DXシステム「AiMeet(R)」の紹介でした。