Salesforce AI入力アプリ「bellSalesAI」の開発・販売を行うベルフェイス株式会社は、スキマバイトのマッチングプラットフォーム「タイミー」を提供する株式会社タイミーに、「bellSalesAI」を導入したことを発表しました。
今回の導入は、営業活動量の拡大に伴うSalesforceへの入力作業の効率化と、営業管理体制の標準化を目的としています。
ベルフェイス AI入力アプリ「bellSalesAI」タイミーに導入
導入の背景とプロセス
株式会社タイミーでは、事業の急速な成長に伴い営業活動量が増加し、Salesforceへの活動記録入力に多くの時間を要することが課題となっていました。これにより、営業担当者が本来の顧客対応に集中できない状況が発生していました。
さらに、入力内容のばらつきから、上長がメンバーの状況を正確に把握するために別途会議を設ける必要があり、これが顧客と向き合う時間をさらに圧迫していました。
これらの課題を解決するため、複数のツールを比較検討した結果、要約精度の高さと、アプリの立ち上げからSalesforceへの連携までのシームレスな操作性が決め手となり、「bellSalesAI」の導入が決定しました。
導入後の効果と今後の展望
「bellSalesAI」の導入により、タイミー社ではすでに具体的な成果が出ています。商談後のSalesforceへの入力時間を95.2%のユーザーが削減に成功し、そのうち約60%のユーザーで顧客との接点時間が増加しました。
また、27.4%のユーザーが残業時間を削減できたほか、商談内容が自動的に構造化されることで、上長がメンバーの商談状況を正確に把握できるなど、営業管理体制の改善も実現しています。
今後は、「データを活用した現場マネジメント体制の強化」や「営業現場のデータ蓄積」を目指し、Salesforceの各項目への構造化データ連携を進める予定です。さらに、電話商談への対応など、さらなる活用シーンの拡大にも期待が寄せられています。
「bellSalesAI」の特長
「bellSalesAI」は、営業担当者の商談情報をAIが自動で抽出し、構造化することでSalesforceへの入力を効率化するサービスです。対面商談はスマートフォンアプリ、Web商談はPCアプリで簡単に操作できます。
AIが商談会話から必要な項目を高精度で自動抽出し、リアルタイムでSalesforceへ連携されるため、商談後すぐに活動記録を残すことが可能です。
今回の導入は、タイミー社の営業組織全体の生産性向上と顧客満足度の向上に大きく貢献しています。
ベルフェイス株式会社が提供する「bellSalesAI」の導入事例の紹介でした。