はちのす制作は、2025年6月に生成AIの認知と利用に関する調査を実施しました。
はちのす制作「生成AIの認知と利用に関する調査」
・調査対象 :15歳未満~60歳以上の方
・有効回答数:スクリーニング調査:11,000人/本調査:1,101人
・調査期間 :2025/6/18~2025/6/25
・調査方法 :インターネット調査
※本調査では、小数点第2位を四捨五入しています。
そのため、数字の合計が100%とならない場合があります。
はちのす制作は、2025年6月に生成AIの認知と利用に関する調査を実施。
調査の結果、生成AIを耳にしたことがあると回答した人は11,000人のうち71.2%。
そのうち、46.7%がChatGPTやGeminiなどを使って調べ物をした経験があり、60代以上の高年齢層にもその利用が広がっていることが分かりました。
また、この調査(対象:1,101人)では、生成AIを使って調べ物をする人の中でも、検索手段の選び方や意思決定のプロセスに明確な違いがあることが浮かび上がりました。
【調査内容結果(抜粋)】
■以下の生成AIツールを耳にしたことはありますか?
※ChatGPT、Google Gemini、Microsoft Copilot、Claude、Perplexity AI、Meta AIのいずれか。
(単数回答、n=11,000)
以下の生成AIツールを耳にしたことはありますか?
生成AIツールの認知率は71.2%に達した一方で、約3割は未認知層が残っていることが明らかになりました。
■ChatGPTやGeminiなど、生成AIを使って「調べ物」をしたことがありますか?
(単数回答、n=7,274)
ChatGPTやGeminiなど、生成AIを使って「調べ物」をしたことがありますか?
生成AIで調べ物をした人は46.7%にとどまり、認知は進む一方で日常利用はまだ普及途上であることが示されました。
■以前のアンケートで、生成AIで調べものをしたことがあるとお答えの方に伺います。
生成AI(ChatGPTなど)を使って、何を「調べた」ことがありますか?
(複数回答、n=1,101)
以前のアンケートで、生成AIで調べものをしたことがあるとお答えの方に伺います。
生成AI(ChatGPTなど)を使って、何を「調べた」ことがありますか?
生成AIの利用テーマは『問題解決』『専門用語理解』『定義確認』が中心で、比較・相談など高度な情報整理にも活用が広がっています。
■直近で何かを「調べよう」と思った時、最初に使う手段は何でしたか?最も頻度の多いものを選んでください。
(複数回答、n=1,101)
直近で何かを「調べよう」と思った時、最初に使う手段は何でしたか?最も頻度の多いものを選んでください。
調べ物の出発点は依然検索エンジンが主流(56%)という結果でしたが、生成AIを最初に使う人も22%に達し、利用行動が多様化しつつあります。
■ChatGPTやGeminiなどの生成AIで調べたあと、「別のサイトやアプリで追加で調べること」はありますか?
(単数回答、n=1,101)
ChatGPTやGeminiなどの生成AIで調べたあと、「別のサイトやアプリで追加で調べること」はありますか?
生成AI利用後も半数以上が検索や比較サイトで再調査しており、AIは入口、最終確認は検索に戻る流れが定着しています。
【今回の調査から分かる考察】
今回の調査から、検索行動は「AIで概要を把握 → 検索で詳細確認」という二段階構造に移行していることが判明しました。
生成AIは定義や基本操作など一問一答型に強く、比較・口コミ・価格・地域情報などは依然として検索での検証が重視され、SEOで重要な領域となっています。
引用元:はちのす制作( https://hachinosu-seisaku.co.jp/ )