アジア最大級の科学・分析分野の展示会!JASIS(ジャシス)2025

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JAIMAと、JSIAは、共同で主催しているアジア最大級の最先端科学・分析システム&ソリューション展「JASIS(ジャシス)2025」を開催。

 

JASIS(ジャシス)2025

 

1 JASIS 2025

 

主催       : 一般社団法人日本分析機器工業会(JAIMA)

一般社団法人日本科学機器協会(JSIA)

後援(予定)    : 経済産業省、文部科学省、

公益社団法人日本分析化学会 他

会期       : 2025年9月3日(水)~5日(金) 3日間

10時~17時

会場       : 幕張メッセ・国際展示場/国際会議場

〒261-8550 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1

入場料      : 無料

来場者数(見込)  : 24,000名

展示規模(8/28時点): 444社・団体、1,287小間

※オフィシャルサイトより事前来場登録が可能です。

 

JAIMAと、JSIAは、共同で主催しているアジア最大級の最先端科学・分析システム&ソリューション展「JASIS(ジャシス)2025」を開催中です。

2025年9月3日(水)から5日(金)の3日間、幕張メッセで開催します。

1 JASIS 2025

JASISは「『測る』が支える未来の社会」というメッセージを掲げ、毎年9月上旬に開催しています。

今回は、科学・分析分野におけるDXやAI活用、近年話題の「PFAS規制」などをテーマにした展示やセミナーを実施します。

また、昨年よりスタートした教育プログラム「JASIS School」は好評につき規模を拡大し、新たに「ラボの安全管理・安全対策」についても取り上げ、業界の人材育成と技術革新を支援します。

2025年のテーマは、「『五感で感じる』学び場」。

JASISで展示を「見る」、製品を「触って」動かしてみる、セミナーを「聞く」、といった体験に加えて、新企画「JASIS cafe」では、「味覚」・「嗅覚」を刺激するコーヒーの飲み比べできるイベント「ちょこラボ」も開催。

コーヒーが栽培され、製品となり、消費者が味わうまでの工程の中で活躍する分析・科学機器やその技術を、展示やトークで紹介します。

また、約440社の出展社、300を超えるセミナーの見学をサポートするツールとして、来場者の課題解決に最適なおすすめを提示する生成AIレコメンドシステムを初めて導入。

更に、展示会場内では、大規模ブースに沿った大通り「JASIS Avenue」および、アカデミア、スタートアップ、業界団体の展示エリアをつなぐ「JASIS Street」を設置し、来場者と大小さまざまな出展社との出会いと交流を活性化させ、課題解決へのヒントを得られる空間を提供します。

 

*通期展示 LabDX ~ラボの将来像に向けてさらに進化するソリューション~

ロボットやAI、IoTなどの最新技術を活用し、実験・分析作業の自動化・効率化を図る「ラボラトリーオートメーション(LabDX)」は、多くの企業や研究機関が注目する分野です。

本ゾーンは、「部分的な自動化/最適化だけでなく、全体最適につながるシステム・アプローチへ」をテーマに、社会実装ステージへの転換期を迎えた「LabDX」に取り組む企業が、ラボの将来像に向けて進化する最新のソリューションを展示。

実機によるデモンストレーションを通して、具体的かつ先進的な将来像を見られます。

2 2024年 LabDXゾーン風景

2 2024年 LabDXゾーン風景

「横河電機」

フローイメージング顕微鏡FlowCamは、デジタル撮像とフローサイトメトリーを統合し、微細な粒子の高精度測定・解析を可能にします。

一方、多機能電子実験ノート「OpreX Informatics Manager」は、電子化された研究ノートとデータ管理により、リソースの最適化と法規制に準拠したセキュリティを提供します。

どちらも科学研究と実験プロセスの効率化を促進する先進的な電子ラボノート(ELN)です。

ブースでは、デモンストレーションも実施予定です。

3 横河電機

3 横河電機

「西川計測」

『ロボティクス×ラボインフォマティクス』によるラボオートメーションをテーマに、前処理自動化システムとLIMSや電子実験ノートなどのLabDX化を支援するさまざまなソリューションを提案します。

また、リアルタイム質量分析装置や加熱脱着装置などの分析機器も多数展示します。

4 西川計測

4 西川計測

*通期展示 <ライフサイエンスゾーン> ~バイオ分野に活用されるAI技術~

「バイオ計測サイエンスとAI」をテーマに、バイオ産業における分析・計測に関するニーズとシーズのマッチングの場として、ライフサイエンス企業や団体が出展しています。

「エピストラ」

データサイエンティストによる研究支援コンサルティングやバイオDXの実装を支援しています。

製薬企業・研究機関との豊富な実績をもとに、既存の実験機器にAI「Epistra Accelerate(TM)」を組み込むことで、新たな付加価値を創出。

高性能な計測・ライフサイエンス機器とAIとの連携により、取得データの高精度な活用が可能となります。

「NanoFrontier」

「ナノ粒子が切り拓く未来」をテーマに、環境・エネルギー・医療を横断する最先端ソリューションの全体像を体感できます。

研究から量産まで一貫したプラットフォームの強み、独自プロセスの可能性を、パネル・ミニトーク・簡易体験展示など多彩な形式で紹介しています。

技術連携や事業共創の余地を探りたい方、ナノ材料の新用途を模索する方、持続可能な社会づくりに貢献したい方へ向けて、幅広い相談機会を用意されています。

*<9月3日(水)>

<JASIS School> ~業界の人材育成をテーマに、科学機器・分析分野の教育プログラムを展開~

アカデミア、産業界共に、分析における基礎部分は大事でありながらその教育に人手と時間を割くことが難しくなったと言われています。

JASIS会期初日となる9月3日(水)には、「JASIS School」として教育・人材育成向けのセミナーを多数開催し、機器分析担当者の人材育成へのソリューションを提供します。

「自信の持てる溶液調製」や「機器分析における測定値の信頼性」、測定・分析における重要な概念を解説する「測定の不確かさ入門」などのプログラムがあります。

また、各種科学機器の用途を初心者向けに説明する「科学機器入門セミナー」も開催。

5 JASIS School 会場風景

5 JASIS School 会場風景

◆JASIS School「JAIMAセミナー(1)」

日時 :9月3日(水)10:30-12:00

会場 :幕張メッセ・国際会議場コンベンションホールB

「自信の持てる溶液調製-何をどのように溶解するか-」

講演者:上原 伸夫 氏(宇都宮大学 工学部・教授)

「機器分析における測定値の信頼性」

講演者:上本 道久 氏

(明星大学 大学院理工学研究科 教授)

6 宇都宮大学 上原先生

6 宇都宮大学 上原先生

宇都宮大学 工学部・教授 上原 伸夫 氏

7 明星大学 上本先生

7 明星大学 上本先生

明星大学 大学院理工学研究科 教授 上本 道久 氏

◆JASIS School「JAIMAセミナー(2)」

日時 :9月3日(水)13:00-14:30

会場 :幕張メッセ・国際会議場コンベンションホールB

「測定の不確かさ入門」

講演者:城野 克広 氏

(国立研究開発法人 産業技術総合研究所

工学計測標準研究部門 データサイエンス研究

グループ研究グループ長)

8 AIST 城野先生

8 AIST 城野先生

国立研究開発法人 産業技術総合研究所 工学計測標準研究部門

データサイエンス研究グループ 研究グループ長 城野 克広 氏

*<9月4日(木)>

◆ライフサイエンスセミナー「AI活用によるバイオ計測サイエンス市場の拡大」

~【特別講演】として、世界最先端ケベックAI研究所(MIRA)からJacques Corbeil 氏を招聘し、医薬開発を大きく変える最先端AIオミックスについての講演を実施します。

日時:9月4日(木)13:00-16:00

会場:幕張メッセ・国際会議場コンベンションホールB

「臨床オミクス解析に向けたリピドーム分析プラットフォームの開発(馬場 健史 氏)」、「【特別講演】AI オミックスのリーダーシップ:ライフサイエンスの未来に向けた組織戦略(Jacques Corbeil 氏)」、「ネットワーク・プロテオゲノミクスとディスカバリー・バイオインフォマティクス(西村 俊秀 氏)」、「『既知から未知を発見するAI』による仮説生成に特化した創薬支援ソリューション(豊柴 博義 氏)」

9 ライフサイエンスセミナー講演者

9 ライフサイエンスセミナー講演者

◆JASIS トピックスセミナー 「世界に広がる製品含有化学物質規制/環境規制の最新動向」

日時:9月4日(木)10:30-12:00

会場:幕張メッセ・国際会議場コンベンションホールA

今後の化学物質規制の動向を左右するとも言われる海外規制の最新情報についての講演が行われます。

「化学物質管理の国際的な取組と日本の対応(石田 宏美 氏)」、「PFAS規制化最新動向(石川 淳一 氏)」、「欧州の化学物質規制(RoHS, REACH)および循環経済政策(エコデザイン)の最新動向(三浦 哲三郎 氏)」の3講演が行われ、最新の動向や状況を解説します。

10 経済産業省 石田様

10 経済産業省 石田様

11 FCJ 石川様

11 FCJ 石川様

12 JBCE 三浦様

12 JBCE 三浦様

◆JASIS School「ラボにおける“自律的”リスク管理とは」

日時:9月4日(木)10:30-12:00

会場:幕張メッセ・国際会議場 301会議室

「ラボにおける“自律的”リスク管理(大島 義人 氏)」では、実験研究の安全における自律的リスク管理の意味と重要性を化学物質の取扱いを例にわかりやすく解説します。

「ラボにおける有害物質の局所排気と快適性確保の両立に向けて(春原 伸次 氏)」では、REHSE(研究実験施設・環境安全教育研究会)が策定した快適な実験室環境構築のための推奨指針について紹介します。

「『事故』から考えるラボの安全管理(富田 賢吾 氏)」では、教育研究機関である大学において、実際に発生した事故の情報を元に、そこから考えられる対処と予防策を考えます。

13 JASIS School 講演者

13 JASIS School 講演者

*<9月5日(金)>

◆LabDXセミナー「ロボットアームで小さく始める実験自動化」

日時 :9月5日(金)10:30-11:30

会場 :幕張メッセ・国際会議場コンベンションホールA

講演者:吉川 成輝 氏

(東京科学大学 総合研究院 難治疾患研究所・助教)

汎用ロボットアームを用いて実験機器を操作することで、自由度の高い自動実験システムを比較的安価に構築する研究について紹介します。

14 東京科学大学 吉川先生

14 東京科学大学 吉川先生

◆LabDXセミナー「自動自律実験を支援するソフトウェアNIMO」

日時 :9月5日(金)13:00-14:30

会場 :幕張メッセ・国際会議場コンベンションホールB

講演者:田村 亮 氏

(国立研究開発法人 物質・材料研究機構

マテリアル基盤研究センター・チームリーダー)

「次に実験すべき実験条件は?」という問いかけに対して、適切な実験条件を提案するAIとロボットにより可能になる自動自律実験。

これを支援するオープンソースソフトウェアNIMOの使い方や有効性について実例を交えてディスカッションを行います。

15 NIMS 田村先生

15 NIMS 田村先生

国立研究開発法人 物質・材料研究機構

マテリアル基盤研究センター・チームリーダー 田村 亮 氏

◆LabDXセミナー「『直感』をデータが加速する:データ駆動型研究開発とラボオートメーション」

日時 :9月5日(金)15:00-16:00

会場 :幕張メッセ・国際会議場コンベンションホールB

講演者:中野 学 氏

(MI-6株式会社 ラボオートメーション事業部・事業責任者)

MI-6のラボオートメーションについて事例を交えて紹介します。

16 MI-6 中野様

16 MI-6 中野様

MI-6株式会社 ラボオートメーション事業部・事業責任者 中野 学 氏

◆【新企画】JASIS cafe 「ちょこラボ」

会場:幕張メッセ・国際展示場 5,6ホール JASIS Street 「JASIS cafe」

「JASIS cafe」では、「コーヒー」をテーマとし、その栽培環境、品質管理、焙煎、抽出などの工程ごとに30を超える分析/科学機器・技術を紹介する展示を9/3(水)~9/5(金)の3日間、行います。

また、最終日9/5(金)限定の「JASIS cafeちょこラボ」(展示場5ホール)では、水の違い、ドリッパーの違いなど、淹れた条件が異なるコーヒーを来場者が飲み比べることができるイベントを開催します。

このイベントでは、透過・浸漬抽出学についての説明なども交えて、実際にその場でコーヒーを淹れるパフォーマンスも予定しています。

コーヒーに関するお役立ち情報を得て、分析・科学機器を身近に感じられる体験型の企画として、コーヒーの奥深い味わいと共に、分析・科学機器業界の奥深さや広がりが味わえることを目指しています。

17 JASIS cafe

17 JASIS cafe

 

18 JASIS 2024 開催風景

18 JASIS 2024 開催風景

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