成婚者は2,500組以上、20代30代の若者たちの共感が急増!吉縁会

投稿日:

吉縁会(きちえんかい)は、累計登録者数がいよいよ4万人を突破します。

 

吉縁会

 

お寺で出会う

 

吉縁会(きちえんかい)は、累計登録者数がいよいよ4万人を突破。

さらに、これまでに生まれた成婚者は2,500組以上。

派手な宣伝はしていないにもかかわらず、年々参加者は増え続け、コロナ禍以降には特に20代・30代の若者たちからの共感が急増しています。

結婚相談所でも、アプリでも、自治体の婚活支援でもない──。

それでも、いや、それだからこそ、今「お寺での出会い」が若者に選ばれている。

「お寺で婚活?」「僧侶が主催?」

そう驚く方もいるかもしれません。

この会は、単なる出会いの提供ではなく、もっと深いところに訴えかけています。

それは、「よき人との出会い」ではなく、「よき生き方との出会い」です。

【吉縁会とは──全国の僧侶による、完全非営利の結婚支援活動】

吉縁会は、臨済宗の有志僧侶が協力し合って運営する非営利の結婚支援活動です。

この取り組みは2010年、静岡県のとある禅寺で産声を上げました。

最初は地元でひっそりと開かれた小さな集まりでしたが、「今の世の中、信頼できる出会いが少なすぎる」「結婚したいが、出会いの場が怖い」──そんな声を多くの人が抱えていることに気づいた僧侶たちが、徐々に活動の輪を広げていったのです。

営利企業ではありません。

登録料も年会費も成婚料もいただきません。

お寺にとって檀家が増えるわけでもなく、信者獲得の意図もありません。

僧侶たちはすべて、完全なボランティアとしてこの会を支えています。

では、なぜそこまでして活動を続けるのか──。

それは「縁起」を大切にする仏教の思想に他なりません。

「良きご縁は、良き生き方から生まれる」

それを伝えたい、支えたい。

その一心で、多くの僧侶たちがこの活動に携わっているのです。

発足地の静岡のほか、東京・名古屋・京都・仙台・福島・岐阜・大分で開催中です。

【開会式では良縁祈願】

良縁祈願

良縁祈願

【登録は“ネット完結”不可──信頼を育む「対面での出会い」】

吉縁会では、インターネットからの簡易登録やオンライン入会制度は一切採用していません。

なぜなら、「婚活」という繊細な場において、本人確認もないままに登録者が増えることは、誠実な出会いの妨げになると考えているからです。

吉縁会に登録したい方は、公式ホームページに掲載される日程を確認のうえ、指定されたお寺で開かれる「登録会」へ、実際に足を運ぶ必要があります。

そこで、僧侶と直接挨拶を交わし、登録申請書に必要事項を記入。

本人確認書類を提示し、面談を経て、正式な会員として登録されます。

この手間のある仕組みは、参加者からはむしろ好評です。

「ネットで数分で登録できる婚活アプリでは、自分の真剣な思いが軽んじられるように感じていた」

「お寺で僧侶と直接会話したことで、自分の覚悟も整理できた」

こうした声が、吉縁会の場の“空気”を支えています。

【当日の「両想い」だけに頼らない──想いを伝える“交流申請”の仕組み】

一般的な婚活イベントでは、当日中に「気に入った人と連絡先を交換」し、そこから交際に発展するケースが多く見られます。

しかし吉縁会では、その場の印象や短い会話だけで“結果”を急がないという発想に基づき、まったく異なる仕組みを採用しています。

吉縁会では、連絡先の直接交換は禁止されています。

代わりに「交流申請」という制度があります。

参加者は、閉会前に「この方と今後もう少しお話ししたい」と思う相手に対し、事務局を通じて申請を提出します。

当日の終了後、申請結果が個別に通知され、お互いが申請していた場合のみ、吉縁会のメッセージシステムが開通し、連絡が可能になります。

片思いであっても、相手に想いは伝わっているため、後日返信があることも少なくありません。

多くの成婚者がこの“後日返信”からご縁を育んでいます。

【常にお坊さんがサポート】

お坊さんがサポート

お坊さんがサポート

【話すのが得意な人ばかりが報われないように──“短時間では分からない良さ”に配慮】

短時間の自己紹介やグループトークでは、どうしても話が上手な人、見た目の印象が強い人が目立ちやすくなります。

けれども、吉縁会では「見た目や第一印象だけで判断されることへの違和感」にも正面から向き合っています。

【参加者の声】

「普段から人見知りで、緊張すると言葉が出ない。

でも、申請制度のおかげで、“会ってすぐにうまく話せること”が条件ではなかった」

「交流申請はその場のノリではなく、“考える時間”が持てる制度。

逆に、ちゃんと理由があって申請されている感じがして安心だった」

「時間が限られている場では、本質を知ることができない。

その後のやり取りがあったからこそ、心から信頼できた」

吉縁会の交流申請は、一方通行の申請であっても、「あなたの想いは相手に届いています」と明言される設計です。

連絡先を強引に渡すような場面はなく、その後のやり取りは、互いの了承を経た“システム内のメッセージ”から始まる──この仕組みに、多くの参加者が安心感を覚えています。

【“良縁祈願”と“法話”──仏教的な時間が心を整える】

 

お坊さんと面談

 

吉縁会の開催では、通常の婚活イベントとは異なる特徴があります。

それは、「出会いの時間」だけではなく、「整える時間」が用意されていることです。

▼例えば、こんな流れがあります

・僧侶による良縁祈願(ご縁の成就と参加者の幸せを祈る法要)

・仏教的な視点からの法話(ほうわ)──「結婚とは何か」「ご縁とは何か」「今を生きるとはどういうことか」など

・お寺の空間ならではの静けさと整った雰囲気

このような要素が、いわゆる「婚活」とは異なる安心感と納得感をもたらしています。

また、一方的に出会いを“獲りに行く”のではなく、“迎え入れる心”を整えることの大切さにも、参加者は気づき始めます。

Copyright© Dtimes , 2025 All Rights Reserved.