教育と探求社は、公益社団法人東京青年会議所と連携して「みなとユニコーンプロジェクト2025」および「おおたユニコーンプロジェクト2025」において、高校生と若手起業家・青年ビジネスパーソンによる新たな共創ワークショップを実施しました。
教育と探求社「ユニコーンプロジェクト2025」
教育と探求社は、公益社団法人東京青年会議所と連携して「みなとユニコーンプロジェクト2025」および「おおたユニコーンプロジェクト2025」において、高校生と若手起業家・青年ビジネスパーソンによる新たな共創ワークショップを実施。
■ユニコーンプロジェクト2025とは
このプロジェクトは、地域の高校生が、若手起業家や青年ビジネスパーソンと交流し、“自分らしい進路” を考える機会を提供するイベントです。
教育と探求社は、探究学習プログラム「SMALL START(スモールスタート)」(※1)を活用し、「身近な日常から新商品を考えてみよう」をテーマにワークショップを実施。
高校生と社会人がチームを組み、「同世代の“あるある”」を出発点にビジネスアイデアを出し合い、企画からプレゼンテーションまでを協働しました。
フラットな関係の中で意見を交わしながら、日常の気づきをビジネスの種へと昇華させる探究の場となりました。
※1 SMALL START(スモールスタート)は、教育と探求社が開発した探究学習プログラムの起業家コースで、生徒自らが日常生活の気づきの中からビジネスの種を発見し、最先端の起業メソッドを用いて、生徒同士で協力しながら起業につながる新商品開発に取り組むアントレプレナーシップ教育プログラムです。
■みなとユニコーンプロジェクト2025での共創ワークショップ 開催概要
日程 :2025年6月7日(土)
会場 :広尾学園高等学校 カフェテリア
(東京都港区南麻布5-1-14)
参加者:高校生75名(9校より参加)、教職員3名、関係団体5名、
東京青年会議所メンバー40名
■おおたユニコーンプロジェクト2025での共創ワークショップ 開催概要
日程 :2025年6月28日(土)
会場 :東京工科大学 蒲田キャンパス
(東京都大田区西蒲田5-23-22)
参加者:高校生7名(2校より参加)、大学生1名、教職員1名、関係団体4名、
東京青年会議所メンバー23名
みなとユニコーンプロジェクト2025 当日の様子(2)
おおたユニコーンプロジェクト2025 当日の様子
■参加者(参加高校生・教職員・若手起業家や青年ビジネスパーソン)に行ったアンケートの結果
(港区会場・大田区会場の合計:有効回答数71名)
(1)考え方の変容
本イベントに参加したことで、将来社会に出て「自ら枠を超えて行動し、新たな価値を生み出していくこと」への興味は変わりましたか?
考え方の変容のアンケート結果
新しいものを生み出すためには「失敗を恐れずに一歩踏みだす姿勢」が、どのキャリアを選ぶとしても必要不可欠であることを伝え、その姿勢を実践する機会として、参加生徒が若手起業家や若手ビジネスパーソンとともにアイデアを出し合い、手を動かしながら形にしていく活動を講座に取り入れたことを通じて、参加生徒が「自ら枠を超えて行動し、新たな価値を生み出していくこと」への可能性に気づく一助になったと考えられます。
(2)参加者満足度
ワークショップの満足度を教えてください。
満足度のアンケート結果
「スモールステップ」を取り入れたプログラム内容により、小さな成功体験を持ち続けて達成に近づくプロセスを楽しむ雰囲気が醸成されたことや、共創ワークショップでの参加者がフラットに対話する場づくりが、本結果の一助になったと考えています。
■参加生徒の声
※実施後に行ったアンケート調査より抜粋
<ゼロから1を生み出すことについて>
・話し合って何かを作る楽しさを最大限に体験できてとても楽しかったです。
・全然知らなかった人と話して解決策を出すことで自分とは意見が違う考えを率直に聞けてよかったです。
・自分では出ないような案がいっぱい出てきて、自分の考え方に新たなアイデアや考え方が増えました。
・意見は簡単なことでもいいからたくさん出したほうがいいことがわかった。
<キャリアについて>
・まずは本当に楽しかった。
自分だけでは気づけない価値観や知識を知れた。
・人それぞれの背景や現状がある中でひとつの事について考え交流することで、自分の世界が広がったため、自分の意見を発信することが大切だと改めて感じた。
・皆で意見を出し合ったら今まで考えもしなかったことをしれてまた一歩自分の理想に近づいた気がします。
・将来についてネガティブにしか考えていなかったですが、少しポジティブになりました。
<参加教員の声>
・短時間でしたがそれぞれの班でクオリティの高いアイデアがあって驚きました。
進行もスムーズでよかったです。