大阪・関西万博の「フランスパビリオン」のテーマは「愛の讃歌」
ここでは、フランス パビリオンのメインパートナーとして協賛しているLVMHのブランド「ルイ・ヴィトン」、「ディオール」などのサヴォアフェール(匠の技)に触れることができます。
大阪・関西万博「フランスパビリオン」
互いの小指が見えない魔法の糸で結ばれているという「赤い糸の伝説」
この赤い糸を通じて、「自分への愛」、「他者への愛」、「自然への愛」といった様々な「愛」に導かれる新しい未来のビジョンを提案します。
「フランス パビリオン」の常設展示の中心は「ルイ・ヴィトン」と「ディオール」、2つの特別スペース。
日本でも人気の高い2つのブランドの職人技を身近に感じられる展示になっています。
ルイ・ヴィトン
ルイ・ヴィトンは、OMAの建築家 重松象平氏とのコラボレーションのもと、日本とクラフツマンシップへのオマージュを捧げた展示を展開。
第一の空間は85個のトランクを配したライブラリーで、アトリエの音が響き渡る中で卓越した職人技を讃えます。
メゾンを象徴するトランクが空間いっぱいに重ねられ、映像を通してサヴォアフェール(匠の技)を体感することができます。
19世紀後半から20世紀初頭にかけ、ルイ・ヴィトンは鉄道旅行・船旅が急増する時代に合わせて「重ねられる四角いトランク」という革新的デザインを発表しました。
ルイ・ヴィトンのルーツともいえる、スーツケース(トランク)をじっくりと堪能できる展示になっています。
次の空間は、日本人アーティスト 真鍋大度氏が手掛けるビデオインスタレーションの中心で「トランクのジオード」が命を吹き込まれ、幻想的な世界へと来場者を誘います。
ディオール
ディオールは、クラフツマンシップと手仕事へのオマージュとして、壮大な旅をお届け。
冒頭では、タイムレスなディオールの「バー」ジャケットが、ブルー、ホワイト、レッドの3つのバリエーションで展示。
フランスの国旗と同じカラーになっています。
“バー”ジャケットは、1947年に創始者クリスチャン・ディオールが発表した「ニュールック」の中核アイテムで、メゾンの象徴的存在です。
象徴的な白いキャンバスと3Dプリントにより再解釈されたディオールのアイコニックな香水ボトルが、荘厳なインスタレーションとして登場します。
ナタリー・クリニエールが手掛ける空間デザインは、デザイナーでありアーティストの吉岡徳仁氏の作品と、写真家の高木由利子氏の作品により彩られています。
また、フランス パビリオンのレストラン「ビストロ」では、ワインとシャンパンと一緒に楽しみたいフランス料理が多数提供されているので、あわせてチェックしてみてくださいね。
ルイ・ヴィトン&ディオールのサヴォアフェール(匠の技)を壮大な展示で体感!
大阪・関西万博「フランスパビリオン」の紹介でした。