Nazunaは、運営する宿泊施設における2024年の自社サイト予約比率が47%に達したことを発表します。
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Nazunaは、運営する宿泊施設における2024年の自社サイト予約比率が47%に達したことを発表。
これは、日本旅館協会による業界平均(14.9%)の約3倍に相当し、宿泊業界において極めて高い水準となっています。
■なぜ“自社サイト予約比率”が重要なのか
宿泊業界ではOTA(オンライン旅行代理店)への依存が課題視されており、自社サイト予約の比率向上は収益性の改善や顧客データの蓄積・活用、ブランド体験のコントロールといった点で大きな意義があります。
Nazunaでは、「OTAに頼らないブランド主導の宿泊予約構造」を中長期戦略の柱に掲げ、継続的な改善に取り組んできました。
■自社サイト予約比率の推移
自社サイト予約比率
※2024年のデータは、全国4施設(京都)における予約実績を集計。
■施策と成果:5つの取り組み
1|GA4と動画導入によるCVR最適化
Google Analytics 4を活用してサイト訪問者の行動分析を実施。
動画コンテンツを導入することでCVR(予約率)の向上を実現しました。
2|SNS広告の内製化とPDCAサイクルの強化
SNS広告を外注せず自社で運用し、迅速なA/Bテストとデータ分析により、効果的なクリエイティブを構築。
国内外のユーザーに向けた最適化も行いました。
3|インフルエンサー施策の内製化と最適化
施設に共感性の高いインフルエンサーを自社で選定・運用し、エンゲージメントの高い発信を実現。
成果分析に基づき、継続的なパートナーシップ運用を行っています。
4|オウンドメディア「note」でのストーリーテリング
宿泊体験や地域文化の魅力を丁寧に発信することで、検索流入とリピーター率の向上に寄与。
ブランドの“顔”として信頼獲得に貢献しています。
5|異業種アライアンスによるセグメント開拓
食、アート、アウトドアなど異業種とのコラボレーションを通じて、新たな顧客層へのリーチを拡大しました。
Nazuna note