ちからは2025年6月に創業90周年の大きな節目を迎えました。
広島の食文化を大切にする「ちから」が「100年企業」を目指し、“味の未来”に向けて思い描くビジョンを公開します。
ちから
ちからは2025年6月に創業90周年の大きな節目を迎えました。
広島の食文化を大切にする「ちから」が「100年企業」を目指し、“味の未来”に向けて思い描くビジョンを公開。
広島独特の「うどんと和菓子を一緒に食べる」食文化を大切にしている「ちから」は、この食文化を広く知ってほしいとの思いから、創業日である6月10日を「うどんと和菓子をいっしょに食べる日」として一般社団法人日本記念日協会に申請、2019年4月に記念日として登録承認されました。
2025年もグループ店舗を含む27軒で特別キャンペーンなどを実施し、和菓子が単なる添え物ではなく、「うどんと共に楽しむ広島の食体験の主役の一つである」ことを強く印象付けています。
■味の本質を守るため、自社での厳密な品質管理体制を構築
「ちからは単なる飲食チェーン店ではなく、常に視線を未来へと向けています。
その未来像は過去を否定するものではなく、むしろこれまで培ってきた伝統と信頼を礎として、着実な歩みと味を継承し続けたい思いをスタッフ一同が共通に胸に持ち仕事に向き合っています」と、代表の小林は丁寧に穏やかに、思いを語ります。
創業以来、広島の人々に愛されてきた「ちから」の味を、本質を変えることなく次世代へと引き継いでいくため、1995年には自社に品質管理課検査室を設置し、微生物学・理化学の観点から商品を監視するなど、品質の維持管理に力を注いできました。
また、「手作り感覚に重きを置く」思いで商品開発と店舗運営はすべて自社でおこなってきたことが、地元や他県からのお客様からのご愛用に繋がっていると考えています。
(左)プラハ(※チェコ共和国)式典で受賞した瞬間の様子 (右)2025年度優秀品質金賞、16年連続受賞「ちからのだし」
■国際的な品質評価機関で16年連続受賞の「だし」
2025年5月末にチェコ共和国のプラハで開催された国際的な品質評価機『MONDE SELECTION 2025』(以下、モンドセレクション)の授賞式典で、「ちからのだし」「ちからのつゆ」は、優秀品質金賞を継続的に受賞しました。
近年発売した「ちから 一番だしパック」も、“品質の最新スペック”を更新し続け、常に国際品質を目指して商品開発を行なっています。
中でも「ちからのだし」は、16年連続受賞を継続中。
また、広島の優れた特産品として広島市が認定する「ザ・広島ブランド」に選ばれており、地域を代表する味として広く親しまれています。
「ちからのだし」に利用している素材
■広島で愛される、優しいうどん
「ちからのだし」を主役とすれば、その最高のパートナーはうどんです。
「ちから」のうどん麺は多くの顧客レビューで、愛情を込めて「腰抜けふにゃ麺」と表現されるような柔らかさが特徴です。
コシの強さを特徴とする讃岐うどんなどとは一線を画し、広島では古くから柔らかめのうどんが好まれる傾向があります。
ちからの柔らかい麺は繊細なだしとの相性が抜群で、地域の食文化に根差した味の結晶とも言えます。
人気メニューである「肉うどん」は、牛肉肩ロースを使用して余分な脂分を抑えつつ、広島の老舗醤油メーカー「川中醤油」と共同開発した特製調味液で柔らかく甘辛く炊き上げています。
「天ぷらうどん」の天ぷらは、尾付きエビとむきエビを使った昔ながらの「木の葉型」のかき揚げで、だしに浸っても衣が溶けにくいのが特徴。
そして「カレーうどん」は、ちから自慢のだしの風味とコクを活かしつつ、カレーのスパイシーさも両立させたオリジナルレシピで、多くのファンの方々から愛される逸品です。
これらのうどんメニューの根底には、「ほんものの味」を追求する「ちから」のポリシーがあります。
粉末だしや液体だしといった即席の材料に頼らず、職人が手間暇を惜しまずに作る本物の味を提供し続けています。
■手作り和菓子、うどんと共に楽しむ甘味
ちからを語る上で、うどんと人気を二分するのが和菓子です。
特に看板商品である「おはぎ」は、北海道十勝産の小豆と白双糖(しろざらとう)を使用。
広島市安佐北区可部の伏流水で炊き上げたこだわりの粒あんで、広島県産のもち米を蒸した生地を包み、白双糖を用いることで、すっきりとした後味の良い甘さに仕上げています。
「うどんと和菓子を一緒に食べる日」(6月10日)は、ちからが記念日として登録しています