芝浦工業大学は、2025年度も「高校化学グランドコンテスト」を開催します。
芝浦工業大学「高校化学グランドコンテスト」
エントリー 受付期間 :7月1日~8月25日
研究相談・サポート :7月1日~8月25日
研究要旨 提出締切 :8月25日
最終選考会出場チーム発表:8月下旬
発表カテゴリー発表 :9月下旬
最終選考会 :10月25日・26日
■高校化学グランドコンテスト HP
特設サイトでは新着情報、応募概要、各賞や審査員などについて紹介しています。
芝浦工業大学は、2025年度も「高校化学グランドコンテスト」を開催。
高校化学グランドコンテストは、「化学の甲子園」とも呼ばれる全国的なイベントであり、高校生の自主的な研究活動を支援し発表の場を提供する人材育成プログラムとして年々規模を拡大してきました。
2004年に大阪市立大学(現大阪公立大学)を中心に始まったこの大会は、2023年度から本学に場所を移し、今回が節目の第20回大会となります。
昨年度は、100チームを超える応募があり、最終選考会には延べ900人近くが参加。
台湾やシンガポールの高校からも生徒を招聘し国際的な大会となりました。
また、グランドアワードに輝いた飯山高校 自然科学部MBR班(長野県)及び仙台第三高等学校 自然科学部化学班(宮城県)の生徒を台湾で開催されたサイエンスフェアTaiwan International Science Fairに、清水東高等学校 自然科学部化学班(静岡県)の生徒をシンガポールで開催されたInternational Science Youth Forumへと派遣しました。
第20回高校化学グランドコンテストでは、昨年に引き続き巽和行氏(名古屋大学名誉教授・日本学士院会員)をはじめ化学の第一線で活躍する研究者が審査を担当し、特別講演では光触媒研究の世界的権威者である堂免一成氏(東京大学特別教授・信州大学特別名誉教授)が登壇します。
また、遠方の高校生を対象に旅費の負担軽減を図るために、交通費補助を行います。
さらに、2025年もグランドアワードを受賞したチームを台湾、シンガポールで行われるサイエンスフェアに派遣することも予定しています。
協賛企業:第一三共株式会社、長瀬産業株式会社、DIC株式会社、日本ゼオン株式会社、株式会社IHI、オルガノ株式会社 他
後援 :文部科学省、大阪公立大学、日本化学会、化学工学会、高等学校文化連盟全国自然科学専門部
【昨年度の様子】
開会式
全員集合写真
ポスター発表
口頭発表
審査員による質疑応答
グランドアワード 文部科学大臣賞受賞
■第19回高校化学グランドコンテスト
グランドアワード受賞リスト
・文部科学大臣賞:広尾学園高等学校
「ホウ素ケージド技術による細胞機能の光制御」
・化学未来賞:長野県飯山高等学校 自然科学部MBR班
「二酸化炭素吸収ボールMBRの開発」
・化学技術賞:宮城県仙台第三高等学校 自然科学部化学班
「水酸化鉄(III)コロイド生成におけるガラス着色の研究」
アワード受賞リスト
・審査委員長賞:静岡県立清水東高等学校 自然科学部化学班
「疑似濃淡電池の反応機構の解明」
・審査委員特別賞:福島県立会津学鳳高等学校 SSH探求部
「アラニナト銅水溶液中に生じた赤色薄膜の物質同定と生成過程の解明」