「鈴 京都宮川筋 hitotose穐-Aki-」が世界最大級の国際コンペティション「A' Design Award & Competition 2025」のInterior Space and Exhibition Design部門において「Silver A' Design Award」を受賞しました。
鈴 京都宮川筋 hitotose穐-Aki-
所在地 :京都府京都市東山区宮川筋4丁目297番地10
アクセス:京阪電車「祇園四条駅」1番出口より徒歩約3分
客室面積:186m2 2階建て
定員数 :4名(ダブルベッド×2/セミダブルベッド×2)
「鈴 京都宮川筋 hitotose穐-Aki-」が世界最大級の国際コンペティション「A' Design Award & Competition 2025」のInterior Space and Exhibition Design部門において「Silver A' Design Award」を受賞。
同館では、今回のデザインアワードで4冠目の受賞となります。
■A' Design Award & Competitionについて
A' Design Award & Competitionは、最高のデザイン、デザインコンセプト、製品、サービスを選ぶ世界最大級のデザインコンペティションです。
約100か国のデザイナーが参加しており、50を超える言語で応募を呼びかけています。
ビジョンは、優れたデザイン、デザイナー、デザイン関連企業を紹介、宣伝、支持することで、そのデザインに携わった方々の将来の展望を広げること。
デザインのクオリティと完成度の高さを表すバロメーターとして、世界的に認められています。
コンペに参加したすべての作品は、国際的にも著名な学者、有名なジャーナリスト、デザイナー、経営者たちが審査。
賞には、プラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズ、アイアンと5つのランクがあり各カテゴリーの優れた作品に贈られます。
A' Design Award & Competition
Bed Room
■「鈴 京都宮川筋 hitotose穐-Aki-」のデザインについて
今回の受賞は、折原美紀が代表取締役を務めるODOによって構想された「鈴 京都宮川筋 hitotose穐-Aki-」のインテリアデザインが評価されたものです。
折原美紀は、陰翳に美を見出す日本古来の考え「陰翳礼讃(いんえいらいさん)」を今に体現する宮川町の空間を室内へ引き込むようなコンセプトで「鈴 京都宮川筋 hitotose穐-Aki-」のインテリアデザインを考案しました。
客室内には、和紙や柿渋などの日本の伝統的な素材や、土・木・石などの自然素材を使用し、現代のデザインやテクノロジーを融合させた、快適で斬新な宿泊体験を提供しています。
中でも和紙をふんだんに使用したモダンな内装は和紙職人・ハタノワタル氏の手仕事により完成した唯一無二の空間となっています。
和紙と土で左官技術を融合して製作した大きな壁や柿渋染めの和紙を全面に施したキッチン、天井から床までを特殊加工の和紙で包んだ寝室など日本の伝統と技術を感じる意匠と、それらを引き立てるように繊細に照らす灯は行燈をイメージした奥行きのあるライティングにより陰翳の美を引き立てています。
和紙の壁面と行燈をイメージしたライティング
撮影:梶原敏英
■最高級町家hitotoseシリーズの拡大
「hitotose」という名称は春夏秋冬、一年を表す言葉であり、今回受賞した宿の「穐」とは「秋」のことを指しています。
このシリーズは、穐に続き【Rinn KyotoMiyagawacho hitotose -Natsu-(仮)】が2025年11月に開業予定で、【Rinn Kyoto hitotose -Haru-(仮)】の計画もすでに決定しています。
鈴 京都宮川筋 hitotose穐-Aki-では2024年の開業から、Red Dot Design Award ・BLT Built Design Awards ・LIVホスピタリティ・デザイン・アワードの3つのデザイン賞を受賞しています。