気密測定についてより理解を深める!ハイシマ工業/PHIJP「気密を学び・体験する」

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ハイシマ工業とPHIJPは、大規模な気密測定の考え方・体験などを通じて気密測定についてより理解と建物の断熱性能の向上を目指す目的として「気密を学び・体験する」を埼玉県さいたま市にて2025年7月1日(火)に開催します。

 

ハイシマ工業/PHIJP「気密を学び・体験する」

 

建物イメージ

 

開催日 :2025年7月1日(火)

会場  :埼玉県さいたま市西区二ツ宮 (S造2階 雑居ビル)

移動手段:現地へは公共交通機関での移動をお願いします。

(バスなど)

※9:30現地集合 時間厳守

JR大宮駅西口 西武バス 1番乗車口 二ツ宮行き

乗車約30分 「二ツ宮」下車 徒歩1分

午前:測定 事前説明 約2時間

西武バス大宮駅西口行き 「ソニックシティ前」下車

午後:ソニックシティ 講習会 約3時間

※交通費は参加費に含まれておりません。

※講演前にお食事を終えていただき、指定時間(当日お知らせ)に集合ください

概要:第1部 気密体験会 (西区二ツ宮 9:30現地集合)

体験会では、実際の建物を気密測定した後、参加者は、測定体験出来ます。

 

ハイシマ工業とPHIJPは、大規模な気密測定の考え方・体験などを通じて気密測定についてより理解と建物の断熱性能の向上を目指す目的として「気密を学び・体験する」を埼玉県さいたま市にて2025年7月1日(火)に開催!

測定風景

 

【日本の動向と海外との差】

日本においても建築物の気密(漏気)の問題が注目を集めています。

主に欧米など認証団体が評価する建物の構成の中で重要なポイントは、断熱性能、窓・ドア等の性能、気密性能、熱交換換気性能、外部からの日射取得に対する性能です。

日本でもUA値(外皮平均熱貫流率)という言葉はよく聞くようになってきています。

(こちらは、建物内部から外部へと逃げる熱量を示す指標で、断熱性能が高いほど逃げる量は減ります。

また同じように、似たような性質で気密(漏気)という見方があります。

快適性を左右する一番問題になる湿度は、高いところから低いところに流れるという性質があります。)

しかし、欧米などで重要視される要素の一つである気密性能は、これまで日本では断熱性能ほどは重要視されてきませんでした。

それが昨今の建物の高性能化需要を背景に、日本でもまず住宅分野から、そして最近ではビル建築においても気密性能が注目を集めるようになってきました。

気密性能は第一にエネルギーロスの削減に効果があります。

断熱性能のみを重視して気密性能をおろそかにした場合、当初予想していた以上のエネルギーロスが発生してしまい、空調計画の変更を余儀なくされたり、空調設備にかかるイニシャルコスト・ランニングコストが増大したりすることが懸念されます。

また、快適性を左右する一番の問題になる湿度も空気の流れ(漏気)とともに、高いところから低いところに流れるという性質があるため、湿度の制御を容易にするためにも気密性能は必要不可欠な要素となります。

このような考えは徐々に認識されるようになってきていますが、専門的知識を持ったコンサルタントと計画打合せがより必要になります。

気密測定検査をする中で、図面に記載な気密ラインや断熱の施工箇所があいまいな点があります。

必要以上な断熱や施工しなくてはいけないポイントを怠ったりすることが、これまで見てきた中で散見できます。

これらの問題点は高断熱・高気密が増え物理的な理解が深まることで、問題点もより多く出てきています。

ビル建築に限らず高性能になればなるほど、建てる場所、高さ向き、近隣する建物等の影響までも計算されないとわからないものです。

 

チラシ

チラシ

《今回の見どころ》

ブロワー・ドア複数台連動、赤外線カメラ・スモークによる漏れ探索

第2部 講演 (ソニックシティ 701号室 13:30頃から)

講義内容の一部

建物気密の考え方、気密測定の基礎

エネルギーシミュレーションと気密の関係

スモークテスト、赤外線カメラでの検証例

ケーススタディ(非住宅+住宅)

講師:岡田 早代 マサチューセッツ州建築士 PHIUS認証コンサルタント

脇 日出海 気密測定技能者 ハイシマ工業株式会社(所属)

費用:会員 15,000円(税込)

一般 20,000円(税込)

※定員あり

所定人数に達しましたら、受講できない場合があります。

(通知します。)

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