OZは、保険薬局向けのオンラインサービス『パッと薬 遠隔さん』(パッとやく えんかくさん)(特許取得済)をリリースしました。
OZ『パッと薬 遠隔さん』
OZは、保険薬局向けのオンラインサービス『パッと薬 遠隔さん』(パッとやく えんかくさん)(特許取得済)をリリース。
このサービスは、来局された患者様のかかりつけ薬剤師が他店舗応援勤務などによる不在時にもオンラインを通じ服薬指導を実施することができるシステムです。
また、薬剤師のリソースを効率的に活用し来局患者様の待ち時間の軽減、勤務薬剤師の働き方の多様化を実現することも目指しています。
結果として、患者様の満足度を上げ、一方では現場の負担を軽減し、医療の質と効率性を向上させることを目的としたシステムです。
■サービス概要
「パッと薬 遠隔さん」は、自店舗に処方箋原本を持ち込まれた患者様に対し、患者様の要望などを踏まえ、労務を提供している薬局で調剤などを対応している(対応していた)薬剤師が「オンライン服薬指導の実施要領」(薬生発0930第1号令和4年9月30日)に基づき、オンライン服薬指導を実施することができるシステムです。
■導入効果
(1)柔軟な患者様対応により患者様と勤務薬剤師の満足度向上
・かかりつけ薬剤師機能の維持向上に寄与
・待ち時間の短縮や服薬指導の迅速化により、患者満足度の向上
・薬局スタッフが患者対応に集中できる環境を実現
・感染症患者への対応力の強化により、薬剤師側の感染リスク回避による安全な環境確保
(2)業務の平準化とリソース最大化
・同一法人内で人材を効率的に配置し、業務の平準化を実現
・育休・産休社員の人材活用(短時間勤務制度利用者への活用含む)
・地域格差を解消し、薬局業務をより持続可能化
・人口減少社会を見越した人材配置の実現
(3)突発的な業務ニーズへの柔軟対応
・突然の人手不足や業務量の変動にも、遠隔で迅速に対応
・災害時や緊急時の代替手段としても活用
(4)地域医療の充実
・オンライン診療との組み合わせによる包括的な医療支援
・持続可能な地域医療の実現
・人手不足に悩むエリアの薬局の安定した運営
・交通困難な地域や離島の患者にも迅速なサービス提供
(5)薬局業務の生産性、収益性の向上
・医療費の軽減下における薬局業務の標準化による生産性、収益性の向上
■運用イメージ(来局された患者へ、他店から薬剤師がオンライン服薬指導を行う)
運用イメージ
■各場面の利用イメージ
【調剤室内での操作方法】
調剤室内での撮影方法
【他店薬剤師側での操作方法】
他店薬剤師の操作方法
■安全性とセキュリティ
送信された処方箋画像は一定期間で削除し、安心・安全なサービス提供を最優先します。
適切なセキュリティ対策と法規制の遵守を徹底しています。
現行の医療システムに変更を加えずにサービスを導入できるためスムーズな移行が可能です。