電動車いす生活者が、モンゴルで乗馬に挑戦!サクラボテラス/ハーモニィセンター/インクルーシブ運動場「ROAD TO MONGOLIA」

投稿日:

サクラボテラスと、子どもたちに乗馬や自然体験の機会を提供するハーモニィセンター、インクルーシブ運動場の3団体は今回、障がいのある方が「モンゴルの大草原で乗馬する」夢をかなえる合同プロジェクト「ROAD TO MONGOLIA」を立ち上げました。

 

サクラボテラス/ハーモニィセンター/インクルーシブ運動場「ROAD TO MONGOLIA」

 

モンゴル乗馬の旅プロジェクトイメージ

 

サクラボテラスと、子どもたちに乗馬や自然体験の機会を提供するハーモニィセンター、インクルーシブ運動場の3団体は今回、障がいのある方が「モンゴルの大草原で乗馬する」夢をかなえる合同プロジェクト「ROAD TO MONGOLIA」を立ち上げた。

※株式会社STYZが提供する非営利団体向けのオンライン寄付プラットフォーム「Syncable」にて、2025年6月15日(日)まで受付

 

モンゴルでの乗馬に挑戦する根本由香里さん

■ROAD TO MONGOLIA『根本由香里さんモンゴル乗馬の旅プロジェクト』主な実施内容

・6月23日(月)        モンゴルへ出発(成田国際空港第2ターミナル)

12:00集合、14:40発(OM502便)

・6月24日(火)~6月25日(水) テレルジ

各日とも午前3時間+午後3時間、

合計1日最大6時間の乗馬体験

・6月26日(木)        ウランバートル市内に1泊(移動日)

・6月27日(金)        ウランバートル郊外

乗馬、モンゴル文化交流

・6月28日(土)        モンゴルから帰国(成田国際空港第2ターミナル)

13:40着(OM501便)

※現地での実施内容は、根本さんのコンディションにより変更となる可能性があります

 

■ROAD TO MONGOLIA(共同代表・山本直輝/積田綾子)

公益財団法人ハーモニィセンター、一般社団法人Su-Clu-Lab Terrace(サクラボテラス)、インクルーシブ運動場の3団体合同企画。

2024年5月設立。

2024年11月に中野区谷戸運動公園と都立明治公園で、2025年5月に388 FARM MARCHE、同6月に幡ヶ谷で応援イベントを開催。

■挑戦者・根本由香里さんのごあいさつ

皆さん、はじめまして。

私は、生まれたときから脳性麻痺の障がいがある電動車いすユーザーです。

健常な方より不足している筋力を補強し、少しでも体のバランスを維持することができるように、普段からトレーニングを行っています。

もっと運動量を増やせないか、と考えていたときに思い起こされたのが、子どものころに2年間ほど取り組んでいた「乗馬」です。

そもそも馬に乗ることが大好きでしたし、脚力と座るバランスを鍛えることができる“最高のスポーツ”でした。

ただ、台があっても自力で乗降できず、子どものころと体格や運動能力も異なる今となっては、サポートをいただいても乗り降りできるのか不安でした。

そんな折に、私の相談を受けていただき、今回、幼いころからの夢を叶えていただいたのが、ROAD TO MONGOLIAだったのです。

脳性麻痺の私が、まさかモンゴルで乗馬に挑戦できるなんて、まったく想像していませんでした。

大きな決断ではありましたが、障がいのある方にとって、アクティブに楽しみ、いろんなことにチャレンジできる選択肢を増やすためのきっかけになれれば幸せです。

サポート、応援していただいている皆さんに感謝し、モンゴルでの乗馬の旅に精いっぱい挑戦してきます。

モンゴル乗馬の旅プロジェクト 挑戦者 根本由香里

【根本由香里(ねもと・ゆかり)】

脳性麻痺(四肢麻痺・体幹障がい・構音障がい)を持つ、30歳。

独学で3カ国語を習得して海外留学した経験もある努力家。

帰国後、日本で運動に取り組む機会を探し求めたものの見つからず、5年間の引きこもり生活に。

サクラボテラスの利用者となってライフスタイルが一変し、体を動かす喜びとともに本来の明るく活動的な姿を取り戻した。

モンゴルで乗馬の旅に挑むプロジェクト発足とともに1年間の厳しいトレーニングをこなす。

モンゴルでの乗馬に挑戦する根本由香里さん(中央)と支援スタッフの皆さん

モンゴルでの乗馬に挑戦する根本由香里さん(中央)と支援スタッフの皆さん

Copyright© Dtimes , 2025 All Rights Reserved.