風雅と通宝と有明のり研究所は、「塩屋一番 〇特」が「Most expensive dried seaweed / nori sold at auction」としてギネス世界記録(TM)に認定されました。
風雅/通宝/有明のり研究所「塩屋一番 〇特」
風雅と通宝と有明のり研究所は、「塩屋一番 〇特」が「Most expensive dried seaweed / nori sold at auction」としてギネス世界記録(TM)に認定された!
■「塩屋一番」とは
世界最高値の海苔と認定された「塩屋一番」ブランド海苔は、熊本県・河内塩屋地区の支柱漁場で育まれた一番摘み海苔の中から、旨味のもととなるたんぱく質含有量50%以上に限定し、更にうま味、柔らかさ、香りを重視した食味官能検査を行い合格した海苔だけにその名称が与えらます。
令和6年度の第5回熊本県海苔入札会(平均価格:1束100枚当たり2,693円)において出品された、「塩屋一番 〇特」等の高い品質を評価し、60年以上続く海苔入札会において、史上最高値の1束100枚12万円(1箱432万円)で落札しました。
有明海 河内塩屋の風景
夜中に作業をされる海苔漁師の方々
■塩屋一番 定義
1. ブランド名「塩屋一番」
2. 審査規格
(1) 初摘みの塩屋支柱製品に限定
(2) うま味、柔らかさ、香り重視
(3) 1網あたり300枚以内のもの
(4) 海苔成分計でたんぱく質量50%以上のもの
(5) 生産者各個人が味・香り検査後代表製品を出品
(6) 検査員が味、柔らかさ、色、つくりを総合的に検査し合格したもの
以上の基準を達成した製品のみに限定し、合格がなかった場合は出品無しとする。
3.
等級:塩屋一番 特等 1等
塩屋一番 ○特等 ○1等
塩屋一番 重特等 重1等 以上6等級のみ
海苔検査員による等級格付け
海苔のたんぱく質含有量を計測する機器
通宝 商品画像
【株式会社風雅】
商品名 :世界一海苔(木箱入)
価格 :24,840円(税込)
内容量 :全形2枚×5袋(全形10枚入)
賞味期限:製造日より2年
商品名 :世界一海苔(2枚入)
価格 :4,320円(税込)
内容量 :全形2枚入
賞味期限:製造日より2年
風雅 商品画像
【株式会社有明のり研究所】
◎商品名 :海苔史上最高価格落札
極上特選塩屋一番恵比須焼き海苔
内容量(価格):全形1枚(税込2,160円)
半切2枚(税込2,160円)
半切5枚(税込5,400円)
全形5枚(税込10,800円)
賞味期限 :製造日より2年
(木箱各種詰合せ出来ます)
有明のり研究所 商品画像
■ギネス世界記録(TM)認定 概略
・日本語記録名:「オークションで落札された最も高額な板海苔」
・英語記録名 :「Most expensive dried seaweed / nori sold at auction」
・記録数値 :120,000円(1束100枚あたり)
・記録取得日 :2025年2月4日(火)
・記録保持者 :株式会社風雅・株式会社通宝・株式会社有明のり研究所
・記録認定文 :The most expensive dried seaweed / nori sold at auction is JP¥120,000 (£626.90; € 753.74; $773.73) per 100 sheets and was purchased by Fuga Co., Ltd., Tsuho Co., Ltd. and Ariake Nori Laboratory Co., Ltd. (all Japan) in Kumamoto, Kumamoto, Japan on 4 February 2025.
塩屋一番〇特の写真
■記録に挑戦するに至った理由
日本の海苔の一大産地である有明海の令和4年度・5年度・6年度は、気温の上昇や自然環境の変化で、赤潮の発生により海苔にとっての肥料となる栄養塩が損なわれ、品質の良い海苔が激減し、更に収穫量も例年の6割ほどに落ち込み3年連続の不作となりました。
そのような環境の中で熊本県の塩屋地区では、風土による自然の恵みと伝統の技術と生産者の多大な努力により、その状況を乗り越え、見事にうま味、香り、口どけの良い高品質の海苔を生産することが出来ました。
その素晴らしい海苔を評価すると共に、海苔生産者を応援し、未来に繋がるように、海苔入札会史上最高価格で落札しました。
また、近年、一次産業は高齢化が著しく、海苔の生産者も例外ではありません。
高齢になった生産者は家業として次世代に繋いでいくことがこれまで行われてきておりましたが、後継者不足や不安定さから諦められると聞くことが増えました。
私共3社はそういった話に心を痛めており、ギネス世界記録(TM)という起爆剤で、一次産業に興味のある若者の関心を海苔業界に向けることが出来ればと思い、挑戦することにしました。