国立音楽大学は、2026年に迎える創立100周年の記念事業として、2026年6月のメイン企画「くにおん100フェス!」を含む多彩な音楽イベントを開催します。
くにおん100フェス!
国立音楽大学は、2026年に迎える創立100周年の記念事業として、2026年6月のメイン企画「くにおん100フェス!」を含む多彩な音楽イベントを開催!
カウントアップロゴ(No.1)
ローマ数字と音楽記号をモチーフとしたデザインで、100を表す「C」を分母に、1年を通じて行われる100回のイベントをカウントアップしていきます。
100年の生誕と祝祭の到来を心待ちにする、本学の期待と継続への新たな決意を表現しています。
【演奏・創作事業】
■「くにおん100フェス!」(2026年6月開催)
・DAY1
「Ensemble of Memories」(サントリーホール ブルーローズ)
「Grand Gala」(サントリーホール 大ホール)
100フェス!の幕開けはサントリーホールから始まります。
ソロ、オーケストラ、オペラアリア、合唱、ブラスなど、本学の歴史と伝統を体感する多彩なプログラムを堪能できます。
・DAY2
「Campus Harmony」(国立音楽大学 講堂、スタジオ)
子どもから大人まで参加できる様々な音楽ワークショップやコンサートの体験を通して、音楽のすばらしさと、“くにおん”の今を身体で感じる楽しい企画が満載のDAY2。
緑豊かなキャンパスで、音楽のアラカルトを楽しめます。
・DAY3
「Circle of Music」(立川ステージガーデン)
100フェス!の最終日は、本学卒業生でもありJ-POP界の先導者として活躍する音楽プロデューサー、武部聡志氏を総合演出に迎え、各界で煌く“くにおんスピリット”の結晶ともいうべきスター卒業生達が立川ステージガーデンに結集。
次の世代へとバトンを渡す音楽家達の一夜限りのプレミアムなステージをお届けします。
■イベント・演奏会事業
・ブラスオルケスター交流演奏会ツアー(2025年7月、2026年開催)
2025年7月に盛岡と山形、2026年には北陸地方や関東近郊にて中高生や卒業生との交流演奏会を行います。
・合唱行脚 Rebirth~towards next new generation~(2025年9月、2026年2月開催)
「合唱行脚」とは、昭和期に全国の小中高などに赴いて展開した合唱アウトリーチ活動です。
100周年を機に新たな形で復活し、音楽教育専修の学生が東日本大震災で被災した福島県の学校を2025年9月に訪問します。
2026年2月には「おんたま2026」と題し成果報告演奏会を開催します。
・くにおんピアノコンクール(2025年7月プレ開催、2026年7月本開催)
2024年度よりプレイベントを開催してきた「くにおんピアノコンクール」。
記念すべき第1回コンクールを2026年7月に開催します。
・音楽データサイエンスセミナー(2025年11月開催)
注目のデータサイエンスに音楽をかけ合わせることで、新たな音楽体験が生み出されます。
我が国のデータサイエンス教育をけん引する滋賀大学との共催で、11月にシンポジウムを開催します。
※開催済みのシンポジウム
第1回《音楽×データサイエンスの創発セッション》
第2回《音楽×データサイエンス×演奏科学》
・外国語と音楽ショートビデオコンテスト(2026年11月開催)
“外国語(英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語)と音楽”をテーマとした映像作品を募集するコンテスト(ストーリー部門・メッセージ部門)を実施します。
■出版
・『子供のためのリトミック』の実践DVD制作・解説書発行(鋭意進行中)
1960年に小林宗作と板野平らによって本学出版部より発行された戦後初の本格的なリトミック指導書『子供のためのリトミック』。
幼児音楽教育専攻の学生と附属幼稚園の園児による実践映像をまとめ、“復刻版”を制作します。
・国立音楽大学100年のあゆみ(鋭意進行中)
大正15年の創立時から現在に至るまでの100年の歴史を、Webサイトと冊子で見ることができます。
■イベント・研究
・「ベートーヴェン初期印刷楽譜コレクション」デジタルアーカイブの構築・公開プロジェクト(2026年公開予定)
本学図書館で所蔵しているベートーヴェンの初期印刷楽譜を、音楽大学ならではの学術的な解説や演奏が視聴可能なデジタルアーカイブとして構築・公開し、記念演奏会などを行います(2025年11月、2026年12月)。
・歴史的ピアノへのアプローチ~くにおんフォルテピアノで新たな世紀へ~プロジェクト(2025年6月、12月)
18世紀の名匠アントン・ワルター製フォルテピアノを複製し、2025年4月にお披露目コンサートを開催しました。