たつみ工業は、首都圏のコンビニ冷蔵庫市場で約8割のシェアを誇り、業務用プレハブ冷蔵庫の製造・施工に特化した企業です。
コンビニ冷蔵庫と並びご遺体安置冷蔵庫「おくりこ」を製造販売して4年目となる同社は、昨年夏、ペットとのお別れに寄り添う新商品『おくりこpet』を開発しました。
たつみ工業『おくりこpet』
たつみ工業は、首都圏のコンビニ冷蔵庫市場で約8割のシェアを誇り、業務用プレハブ冷蔵庫の製造・施工に特化した企業です。
コンビニ冷蔵庫と並びご遺体安置冷蔵庫「おくりこ」を製造販売して4年目となる同社は、昨年夏、ペットとのお別れに寄り添う新商品『おくりこpet』を開発。
『おくりこpet』は、ペットオーナーが最愛のペットの死に際し、最後の時間を大切に過ごせるよう提案されたペット専用の遺体安置冷蔵庫です。
この商品は、ペットロスに心を傷める飼い主に寄り添い、落ち着いてお別れを迎えるための新しい選択肢を提供しています。
『おくりこpet』は6月4日・5日にパシフィコ横浜で開催される、フューネラルビジネスフェア2025に、新たな装いで出展します。
近年、ペットの飼育世帯は増加傾向にあり、2023年の一般社団法人ペットフード協会の調査によると、犬・猫の飼育数は約1,600万匹に達しています。
しかし、ペットとの最期を見守るための適切なサービスは十分に整っていません。
そのため、ペットロスに苦しむ飼い主が多く、ペットの死後の取り扱いに関するニーズが急速に高まっています。
業界全体で「ペットとの別れを大切にしたい」という声が増加し、ペット専用の遺体安置施設やサービスが注目を集めています。
ペットとのお別れにおいて、最期の時間を大切に過ごすことが重要だと、たつみ工業は考えています。
たとえば、出張中のご家族や、独立して離れて暮らすご家族が揃うまでの「時間を創出する」ことができれば、お別れの準備を整え、心の整理をする余裕が生まれます。
しかし現在、ペットには人間のようなお通夜や告別式といった儀式的なセレモニーがまだ浸透しておらず、オーナーの多くが心の準備が整わないまま、突然の別れを迎えているのが実情です。
たつみ工業は、そうした声を受け、『おくりこpet』の開発に至りました。
本製品は2023年夏のリリース以降、順調な滑り出しを見せており、年末までに多くの納入を完了しました。
導入先のペット火葬業者や葬儀関連施設、動物病院などからは、「ペット用のお棺やお棺かごがぴったり収まる構造」や「温かみのあるラッピングによる優しい印象」が特に高く評価されています。
ある葬儀事業者からは「冷蔵庫に見えないデザインが、ペットの最期を穏やかに見送る空間として非常に好評」との声も寄せられています。
こうした反響は、ペットとの最期の時間に対する社会的な意識の高まりを強く示唆していると捉えています。
<燈台舎様(東京都)>
「燈台舎では、ペットと暮らしてきたご家族に寄り添うことを大切にしています。
『おくりこpet』は、見た目も温かみがあり、暗いイメージを払拭して、最期のひとときを静かに、心から見送る環境を整えることができました。
お別れの儀式がより丁寧なものになりました。」
■商品情報
『おくりこpet』は、ペットとのお別れを大切にするために設計された冷蔵庫で、ペットの遺体を安置するための専用冷蔵設備です。
この冷蔵庫は、ペット用のお棺箱やお棺かごにぴったりと合わせたサイズでひとつひとつカスタムメイドで設計され、デザインにも工夫を凝らしています。
外観は、従来の冷蔵庫とは異なり、温かみのある可愛らしいラッピングを施し、ペットオーナーが心安らかにお別れの時間を持てるよう配慮されています。
今展示会ではお客様の声を反映し、よりパステルカラーがさみしさを和らげ、マグネット装飾でかわいらしさを添える──最愛のペットを穏やかに見送るための、やさしい空間を演出します。
■出展概要
イベント名:フューネラルビジネスフェア2025(主催:綜合ユニコム株式会社)
会期 :2025年6月4日(水)10:00~17:00/5日(木・友引)10:00~16:30
会場 :パシフィコ横浜 ホール C・D
ブース :F-01(ホールC出入口の目の前)